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生き様

市町村職員中央研修所学長を退任

9月30日付けで、市町村職員中央研修所学長を退任しました。学長職は、ほぼ4年務めました。結構長いですね。あっという間でしたが。
就任した2021年10月は、まだ新型コロナウイルスに注意を払いながら研修を実施していました。年間約5千人の研修生を迎えると、病気や事故も起きます。来ていただく外部講師は、400人に上ります。講師が突然来られなくなることもあります。

年間約80本の宿泊研修(それぞれ期間は3日から2週間)を実施することは、大変な作業です。それとともに、次回に向けて主題や内容、講師の入れ替えを検討します。自治体の電子化、働き方改革、危機管理などなど。社会の変化と自治体の悩みに応じなければなりません。
当研修所は、1987年にできました。先輩たちのおかげで、高い評価を得ています。2003年から2009年にかけて、教室や宿泊施設を増築しました。

他方で、施設の管理(立派な校舎と宿泊施設です。全景航空写真の奥、壁のような高い建物が宿泊棟、右側が増築部分)、職員の人事管理と組織の運営もあります。職員たちのおかげで、大きな問題なく運営することができました。また、社会の変化に応じた改革にも、取り組んでくれました。
近年では、業務と研修での電子化です。また、超低金利政策ために基金の運用益がゼロに近くなり、財政運営も課題です。専門家の指導を受けて、株式(ETF)の運用も始めました。
これからも、職員たちが、期待に応える研修を実施してくれると期待しています。

まだまだ元気な蚊2

まだまだ元気な蚊」の続きです。
宅急便の配達員に、「まだまだ暑いですね」と声をかけたら、「ええ、少し涼しくなりました。それで、昼から蚊に刺されるようになりました」とのこと。

猛暑だと蚊も活動しないので、これまで30度を超える昼間は刺されなかったのです。昼の気温が下がり、といっても25度を超えていて、蚊の活動時間帯になったようです。

夕方、玄関で郵便受けから郵便物を出していたら、その間に3カ所刺されました。2匹は叩きましたが、首筋は気がつかず・・・。玄関で待ち受けているようです。

追悼、伊藤隆敏先生

伊藤隆敏先生がお亡くなりになりました。私が内閣府経済財政部門の審議官時代(2006年~2008年)に、経済財政諮問会議委員として、ご指導をいただきました。

私は地方財政が専門で、日本や世界の経済は門外漢でした。
当時は、規制緩和が一つの主題でした。空港を民間委託や民営化する際の問題点を、議論したことがありました。委託先が外国資本の会社では安全保障上の問題点があるとの指摘に対し、それは会社の属性ではなく、空港運営の規制で担保すべきだとの結論になりました。なるほどと思いました。世界一流の先生に講義を受ける、しかも少人数でのやりとりができるのは、ありがたい経験でした。
ご冥福をお祈りいたします。

経済財政諮問会議委員は、ほかに、御手洗冨士夫・経団連会長(キヤノン会長)、丹羽宇一郎・伊藤忠会長、八代尚宏教授でした。
もう一人の東大経済学部の伊藤先生、伊藤元重先生には復興庁で、復興推進委員会委員長を引き受けていただきました。
いろんな仕事に就いたので、さまざまな方と知り合い、教えをいただいたことは、貴重な財産です。

まだまだ元気な蚊

もう9月も終わりというのに、蚊が元気です。約25~30℃の気温を好むとのことですから、まだ活動するのでしょう。
孫と公園に行く時は、長袖長ズボンで、虫除けスプレーもかけていきます。それでも、孫の額に止まります。そっと叩くのですが、孫はびっくり。若いお父さんたちは半袖半ズボンで、「また刺された」とぼやいておられます。

26日午後、東大駒場第2キャンパスの会議室には、3匹いました。1匹は若い研究者が刺され、彼が叩き潰しました。もう1匹は、私のズボンの上から刺していました。気がついて、叩きました。もう1匹は、みんなの追跡にもかかわらず、逃げました。
家に帰ってこのホームページを加筆していたら、手首にかゆみを感じました。なんと、そんなところに止まって刺しているのです。これも叩くのに成功。血をよく吸っていました。

我が家は網戸にしてあって、蚊が入ってこないはずですが、なぜかいます。ご近所では、玄関で蚊取り線香を焚いているおうちもあります。玄関で、蚊が待ち受けているのでしょうか。
子どもの頃の家は開放的で、蚊取り線香と蚊帳が必需品でした。そういえば、はえ取り紙(天井からつるす粘着剤のついたリボン)と殺虫剤もありましたね。
かつての蚊は、ヒトスジシマカが多かったように記憶しています。今の東京で刺される蚊は、もっと小さくて黒いです。何という種類でしょうか。小さくても、かゆみはきついです。ムヒが効きます。

他省庁の昔の仲間たちと

春に頂いた勲章のお祝い会が、まだ続いています。復興庁初期に勤務した職員たちの会は、6月と7月に開いてくれたのですが。夜の会合が続くのを避けたことや、「急がないし、夏は暑いから秋にしよう」といった理由で、今頃やっています。
かつての職場の同僚や後輩と定期的に集まる会合もあり、それらの会でもこの理由を「上乗せ」してもらっています。ありがたいことです。

23日と24日は、A省とB省の職員たちとの会合でした。多くの人は、元幹部になっています。復興庁時代に一緒に苦労したことを、みんなで思い出しました。それぞれに大変だったのですが、まあまあうまくいったので、このように集まることができます。
復興庁という特殊な課題への対応、これまでにない仕事、各省からの混成部隊でなければ、このような仲間はできなかったでしょう。