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日本の技術の売り込み
自民党の評価と検証
日経新聞が、先週から(日曜と月曜日)、「自民党半世紀」を連載しています。27日は「官僚優位の政策決定システム」、今日28日は「日本の平和築いた安保体制」です。
政と官、新内閣の方針
鳩山内閣は、発足と同時に、政と官の在り方を発表しました。
「政・官の在り方」(平成21年9月16日 閣僚懇談会申合せ)。そこには、次のように書かれています。
「「政」と「官」の関係を見直し、政治主導を確立することで、真の民主主義を実現する必要がある。
もとより、「政」、「官」ともに、よって立つ基本は、「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」、「政治倫理綱領」、「国家公務員倫理規程」において示されているとおり、公益の実現に全力をあげることである。こうした基本的考え方に立って、「政」と「官」の適正な役割分担と協力関係を目指し、以下のとおり、当面、内閣が取り組むべき方針をとりまとめたものである・・・」
消防大学校と消防学校
新任務の勉強を、進めています。
私の勤める消防大学校は、総務省消防庁に属する国の機関です。一般の大学とは異なり、公務員を対象とした研修機関です。総務省にはもう一つ、自治大学校があります。
消防大学校は、全国の市町村から、生徒=消防職員を、受け入れています。一方、各県には、消防学校があります。県内の市町村から、生徒=消防職員を受け入れています。
消防大学校は、より高度な教育訓練を引き受けています。そのような役割分担に、なっています。各県に警察学校があり、国に警察大学校があるのと、同じ仕組みです。もっとも、警察官は県の職員で、消防職員は市町村の職員です。
昨日は、東京都の消防学校に、視察に行ってきました。少し複雑なのですが、東京都は、23区や市町村でなく、都が消防を持っています。ただし、島などは、市町村消防です。上下水道を、23区でなく都がやっているのと、似ています。ところで、東京(都)消防庁と呼ぶので、総務省消防庁と、名称が紛らわしいです。警察の場合の名称は、東京都は警視庁、国は警察庁です。
消防大学校も消防学校も、それぞれ、実践的な教育と訓練をしています。火災現場や災害現場という、危険なところで働くのですから、当然のことです。一般の方々がごらんになると、びっくりなさると思います。追々と紹介しましょう。