「NPO等が活用可能な政府の財政支援」に、平成25年度予算案も載せました。活用してください。このようなNPOとの連携も、復興庁での新しい取り組みです。
投稿者アーカイブ:岡本全勝
原発事故避難者の意向調査
原発事故で避難している市町村の住民を対象とした「住民意向調査」を進めています。今回、田村市(一部区域)、飯舘村、双葉町の結果がまとまりました。
田村市では、除染完了後の帰還意思について、「すぐ戻る」が7%、「条件が整えば戻る」が35%、「判断がつかない」が30%、「戻らない」が10%です。
飯舘村では、「戻りたい」が22%、「戻りたいが判断がつかない」が27%、「わからない」が20%、「戻らない」が28%です。
双葉町では、避難期間中の住居について、「持ち家を買う」が44%、「公営住宅を借りる」が24%です。町外コミュニティ(仮の町)に「住みたい」が7%、「住むつもりはない」が43%、「判断できない」が46%でした。
狭い国土は言い訳にならない、オランダの農業
1月29日日経新聞1面連載「ネット人類未来」は「賢い農業革命、狭い国土言い訳にしない」でした。
世界一の農業輸出国はアメリカです。では、2位はどこだと思いますか?私は、オーストラリアかなと思いましたが。
正解は、オランダだそうです。国土は九州ほどしかないのですが、輸出額は790億ドル(2008年)と、日本の30倍だそうです。ITを駆使した農業経営で、トマトでは単位面積あたり収穫量が日本の3倍です。
私は、このHPでも書いているように、日本の農業は、「稲作とそれ以外の作物」を区別して議論すべきであること、そして「産業としての農業とそれ以外の人(兼業や高齢者の農業)」を区別するべきこと、「農業と農地を持っている人」とを区別すべきであると主張しています。
肝冷斎、観タマ再開
終末期での仏教の出番
1月28日の朝日新聞夕刊に、「僧侶が寄り添う終末期、仏教版ホスピス『ビハーラ』」が紹介されていました。20年前から、仏教を末期ケアに取り入れている新潟県長岡市の病院の例です。末期がん患者らの緩和ケア病棟、ベッド数27です。中央部に、ナースステーションと仏堂があり、菩薩像が置かれています。
「ビハーラ」は、サンスクリット語で休息所や寺院の意味です。キリスト教に基づくホスピスではなく、仏教を背景とした看取りの場を指すことばとして、提唱されています。
お年寄りが、お経を読むことを許さない雰囲気がある病院もあるとのことです。「それは医療行為ですか」と。自宅では毎日、仏壇に手を合わせていた人たちです。手を合わせることで、心が安らぐのでしょう。
「お坊さんなんて、縁起でもない」という人もいるようです。しかし、平安時代の浄土思想以来、仏様が迎えに来てくださるという考えは、日本の庶民に広く行き渡っています。「葬式仏教」では、お迎えが来てから(亡くなってから)、お坊さんの出番がありますが、これも変な話ですよね。
たくさんの人が、功徳を求め、また「ぴんぴんころり」という死に方や、あの世(極楽浄土)での生まれ変わりを願って、お寺に参りお賽銭を入れます。遺族のためだけでなく、本人のためにも、最後の苦しみの場に、仏教の出番があって良いでしょう。
大震災を期に、宗教が社会で果たす役割が見直されている、一つの例です