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新年のご挨拶

明けまして、おめでとうございます。皆さん、良いお年をお迎えのことと存じます。お正月も出勤しておられる方々、交通機関、商店、消防、警察、病院、もちろん郵便職員にも感謝をします。
私は、今日が誕生日。57歳になりました。若い人から見ると、えらい歳を取ったおじさんですよね。私も若い時に、先輩たちをそう見ていましたから。なかなか、そんな貫禄は付きません(反省)。これも、毎年同じことを書いています(苦笑)。
いつものように、キョーコさんに立派な鯛(お正月用と誕生日祝と、1尾ですみます)を出してもらい、満足。息子と近くの氷川神社にお参りし、たくさんのお願いをしたあと、残った年賀状を書き上げました。
今年は、700枚で勘弁してもらいました。申し訳ありません。たくさんの方から頂いていながら、返事を出さずに。総理秘書官の時に、印刷したのに1枚も出さなかったことに比べれば、良しとしましょう。「今どき、宛名も手書きですか」とあきれられていますが、私の下手な字を待っている人もおられるので、宛名と添え書きを万年筆で書いています。まあ、年に一度のペン習字の時間ですね。
今日いただいた年賀状には、「テレビで観たよ」とか「頑張ってください」との、励ましの言葉が多かったです。ありがとうございます。
皆さんにとって、今年が良い年でありますように。

年末のご挨拶

今日は大晦日。平成23年も終わりです。今年は、皆さんにとって、どのような年だったでしょうか。大震災や円高といった社会の事件に限らず、それぞれに別れと出会いがあり、満足と心残りがあったことでしょう。
私は、3月19日に官邸に呼び出され、急きょ、被災者生活支援本部の仕事に携わることになりました。去年の今ごろは、考えもしなかったことです。未来は、予測できないものですね。
引き続き、復興本部で仕事をしています。仕事は、このホームページで、日記風に報告しているとおりです。私なりに、結果が出せたと考えています。もちろん、ここまでできたのは、関係者の努力のおかげですし、復旧・復興はまだまだ道なかばです。わたしの仕事は、組織を立ち上げ、仕事がうまく回るように手配することです。これから復興が本格化します。それぞれの仕事が進むように、さらに努力します。
大学での講義は、忙しくて休講にしてもらいました。連載していた原稿も、中断したままです。いろいろと考えることや勉強したことがあり、活字にしたいと思っているのですが。いかんせん、仕事が忙しく、まとまった時間が取れません。反省。いろんな会合のお誘いも、都合が付かず、お断りすることが多いです。申し訳ありません。
私生活では、娘が3月に結婚しました。ちょうど支援本部を立ち上げる時だったので、結婚式に参加できませんでした。娘には申し訳ないことをしましたが、理解してくれたと思っています。来年4月には、息子が就職する予定です。私もそんな歳になった、ということですね。家族とも、大きな病気をせずに過ごすことができました。感謝しましょう。年賀状が、まだ書き終わっていませんが(苦笑)。
皆さん良いお年を、お迎えください。

年末恒例の苦しみ

今日は、年末の30日。なのに、まだせっせと、年賀状を書いています。今年も、印刷は早くしたのですが、取りかかりが遅かったのと、なかなか、はかどらなかったのです。休日がつぶれたこと以上に、集中力が続きませんね。例によって、「千里の道も一歩から・・」と、水前寺清子さんの「365歩のマーチ」を歌っているのですが・・・(笑い)。
休憩を取っては、「体が休みを要求しているのだ」と、言い訳をしています。まあ、風邪らしい風邪も引かず、休暇も取らずにすんだのですから、良しとしましょう(言い訳です)。
毎年、この時期は同じことを書いていますが、今年は年内に終わりそうにありません。去年は29日に投函し終えたのですが。

年末の出張

今日は、福島県まで、打ち合わせに行ってきました。官庁は昨日28日が御用納めなのですが、そんなことも言っておられず。地元の職員には、前回の出張の時に、「これで今年は終了。来年もよろしく」と声をかけたのですが(苦笑)。休日に働かせて、ごめん。これで、58日目の出張です。新幹線は、帰省や旅行の親子連れで満員でした。
先日(12月26日)書いたように、原発事故の警戒区域が見直され、3つの区域に分けられます(「基本的考え方」平成23年12月26日原子力災害本部決定)。すると、帰るためのインフラ復旧などの準備や、しばらく帰ることができない人のお世話などの仕事が出てきます。これらを考え、それぞれの担当部局で準備をしてもらわなければなりません。
避難を余儀なくされた地域には、約11万人の方がおられました。汚染度合いによって地域が3つに分けられるとともに、お一人ずつ、一家庭ごとに、事情や判断が違うでしょう。帰還を待つ方の他に、新しい生活を選ばれる方もおられるでしょう。これらにどう応えるか、それを考えます。
他方、復興本部の別の職員たちは、福島県再生のための特別立法を、年末休み返上で検討してくれています。ありがとう。

孤立防止会議資料

27日に開催した「被災者の孤立防止と心ケアに関する有識会議」の資料を、復興本部のホームページに載せました。様々な取組が行われていることがわかります。後日、これらを整理して、わかりやすい形で関係者に提供する予定です。
28日の読売新聞は、見なし仮設住宅(民間借り上げ住宅)に入っておられる避難者の方に、情報や支援物資が届かないことを取り上げていました。仮設住宅が長屋のような形で集団であるのに対し、民間アパートに入っている人は、分散しておられます。別の意味で孤立します。どこに誰がおられるかは、市町村役場でしかわかりません。
しかし、個人情報保護の観点から、市町村役場が、どこにどなたがおられるかという名簿を、NPOなどに提供できないのです。本人の了解を得て、提供している自治体も出ています。
ボランティアの方々が活躍してくださっています。復興本部事務局のボランティア班が、メッセージを出しました。ご覧ください。