中邨章先生『自治体の危機管理』

中邨章・元明治大学教授が『自治体の危機管理―公助から自助への導き方―』(2020年、ぎょうせい)を出版されました。
市長会の雑誌『市政』に連載されたものを基にしつつ、一書にまとめられました。地方自治体に焦点を当て、住民、首長、執行部、地方議会が、どのように危機に備え、災害にいかに対応すべきかを論じておられます。

先生は、4識(織)が不可欠と主張されます。認識、意識、知識、組織です。
災害発生の可能性を常時、認識すること。それを意識すること。そして危機管理や防災についての知識を集めること。それに加えて、組織編成です。

中邨先生は、長年にわたり、地方行政と危機管理を研究してこられました。自治体には、先生に教えを受けた職員や議員も多いです。
この本には、先生の蓄積が全体構成と随所に現れています。自治体関係者に読んで欲しい本です。