5年目の現状

10日の復興推進会議に「復興5年間の現状と課題」を報告しました。本体8ページ、参考資料3ページの簡潔な資料です。表紙に、目次を載せてあります。被災者支援、住宅の再建、産業の再生という3つと、福島の復興が大きな課題です。概要は1ページ目にまとめてあり、8ページに総括を載せてあります。
避難者は、47万人から17万人まで減少しました。介護サポート拠点や相談員の見守りなどにより、医療や心身のケア、孤立を防止しています。住宅は、工事がピークを迎えています。自主再建は、13万件が再建中又は再建済みです。高台移転などによる宅地造成は約2万戸、災害公営住宅は約3万戸を計画し、ほぼ半数ができています。平成30年度までには、工事を終了する見通しです(p4)。産業については、生産設備は復旧しましたが、売り上げは業種間にばらつきがあります。福島については、順次、避難指示を解除しています。帰還に向けて商店の再開などの生活環境整備を行い、長期避難者へは復興公営住宅を整備します。