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慶応大

小レポートの採点

毎晩こつこつと、学生さんのレポートを読んでいます。新聞を読んでもらうために、出した課題です。各人は2~3枚の小レポートなのですが、85人にもなると、読むのも大変です。(5月15日)
ようやく、85人分の小レポートを読み終えました。レポートの内容から始まって、文体、誤字脱字など、指導したいことがたくさんあります。岡本講師の要求水準は高いのです。学生さんたちが、社会に出た時に困らないように。私が悩んで身につけたことは、同じ苦労をさせず、教えたいのです。講評は、明日の授業で行います。(5月16日)
今日は、先週提出してもらった、小レポートの講評から始めました。
まずは、体裁の注意。新聞切り抜きを台紙に貼っていなかったり、大きな記事を織り込んだりしているのがあります。それでは、後の管理が困ります。日付と新聞社名の明記のないものも。また、右上を綴じるのは、ルール違反です。ワープロを使っているからでしょうか、改行がなく長く続けて書いてあるレポートが、いくつもありました。
内容については、みんな様々な記事を選んで、それぞれに自分の考えを書いていたので、これは期待以上でした。誤字脱字は、相変わらずですね。遮断法人(社団法人)、国交賞(国交省)、核負傷(各府省)など。提出する前に、読み返しましょう。

第4回

連休が終わり、授業を再開。今日は、人事院や内閣府から提供してもらった、業務紹介パンフレットを配りました。それぞれ「しっかり宣伝して、優秀な学生を公務員に勧誘せよ」との条件付きで、いただいたものです(笑い)。4種類、100冊ずつだと、大変な分量になり、学生さんに運ぶのを手伝ってもらいました。出席者も安定して90人程度、教室はほぼ満員です。小レポートは、85人が提出しました。これから、読ませてもらいます。これも、結構な肉体労働です。

3回目

今日は、第3回目の授業。予定より少し遅れていますが、想定内で、順調に進んでいます。春学期は、乗ってくると、すぐに連休なんですよね。遅れているのは、レジュメ以外のことに、「脱線する」からです。今日は、日経新聞社から提供していただいた小冊子を配って、新聞の読み方などもお話ししました。三田までは宅急便で送ってもらったのですが、100冊になると、結構な分量でした。中西編集委員、ありがとうございました。
そこから広がって、記事の作られ方、官僚と新聞記者の関係なども。他の授業では、聞けない話だと思います。昨年秋学期に私の授業を受講した学生さんからも、「面白いので、どんどん喋ってください」と応援をもらいました。
なお、授業で紹介した、ウエッブで読める解説は、例えば「清水真人編集委員」、他の人も。手嶋龍一さんの本は、『交敗戦―130億ドルは砂に消えた』です。
受講生数は、90人程度になりました。もっとも、小レポートを宿題に出したので(締め切り5月10日)、次回は減るかな。

第2回目の授業

今日は、2回目の授業。大学の前のハナミズキは、早くも白やピンクの花を咲かせています。
教室に行って、びっくり。前回より受講生が増えて、教室がほぼ満員状態でした。出席表では、100人近くになりました。資料は、80部しか刷っていかなかったので、もらえない学生が出ました。第2回目は第1回目より、受講生が減るだろうと予測していたのです。観客が増えるとうれしくて、元気が出ますねえ。もっとも、来週には減っているかも。しかも、早々と小レポートを、連休の宿題に出したので。資料を受け取れなかった学生諸君。ごめん。来週に、今日19日分と先週12日分を追加配付します。
以下、授業の補足です。
今日の授業で紹介した、人口ピラミッドは「日本の人口」、経済発展は「戦後日本の経済成長と税収」のページに載っています。経済財政諮問会議関係は、「経済財政」「4月1日諮問会議」「使い勝手の悪いIT」「15日諮問会議」「民間ベストプラクティス導入」を見てください。中教審をめぐる話は「省庁間の調整」「朝日新聞4月19日社説」を読んでください。なお、先週の授業で紹介した、私の資料整理術は、「知的生産の技術」に載っています。

開講

今日は、新学期第1回目の授業でした。2年目は勝手がわかっているので、1年目に比べて楽です。もっとも、何人受講生が集まるかが不明なので、それが不安でした。レジュメを何部用意していったらよいのか。悩ましいのですよね。出席表を回したところ、57人の名前が書き込まれていました。レジュメは、もっとなくなっていますが。学生さんの方も、「どんな授業か見てみよう」と、お試し期間ということでしょう。
今日は、授業の進め方などガイダンスと、行政学の入門部分を、お話ししました。それと、「新聞を読むこと」の意味について。皆さん寝ることもなく、まじめに聞いてくれました。寝るような学生は、そもそも土曜の朝から出席しませんわね。学生さんの期待に応えるためにも、私も力を入れなくては。面白くてためになる授業を。これから4か月間、一緒に勉強しましょう。まずは、新聞を毎日読むことですよ。