11月11日に新宿住友ホールで、「地方自治の創造と破壊-地方交付税の来し方行く末」と題して、講演と小西砂千夫先生との対談をしました。当日は雨にもかかわらず、大勢の方が来てくださいました。いろんな方々の前で話すことは、勉強になります(その分、大変ですが)。ありがとうございました。
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講演
大学かけ持ち
明日9日は、持田信樹東大教授の研究会で発表。10日は関西大学へ行って、林宏昭関西大学教授の授業へ出講。11日は、新宿で開催される関西学院大学東京オフィス開設記念講演会で、講演と小西砂千夫関西学院大学教授との対談。12日は、愛媛で交付税算定関係者のブロック会議。13日は、東大での授業・・・。ううっ。
でも、ちゃんと本業もやっています。来年度も、交付税算定の改正事項を、たくさん予定しています。ブロック会議では、その見通しをお話しします。
高校での授業
母校奈良女子大学付属中等教育学校で、4年生(高校1年生)に地方行政の授業をしてきました。いやー、難しかったです。生徒の関心がわからず、最初は「居眠りする生徒」が続出。講演会や大学の講義ではないことで、焦りました。もっとも、自分の高校時代を思い出せば、大きな事は言えませんね。
そこで、休憩をとって、話を軌道修正。それからはうまくいきました。さらに、質疑の時間になると、「高度な質問」が次々と。「税金を集めるのと国債で借りるのとでは、どう違うのですか?」「これからの日本の経済成長は?」「地方交付税ってなに?」「タイガース優勝の経済効果ってあるんですか?」などから「給料はいくらですか?」まで。(→高校での授業風景が載っています)
「高度経済成長が終わって、アジアの国々に追い上げられると、これから僕たちはどうすればいいか」を考えてもらえたと思います。勝山先生ありがとうございました。授業で「33333をゲットすると本を進呈」と生徒の皆さんに言いましたが、授業が終わった頃には既に通過していました。ごめん。
地方講演
今週は、長野県佐久と福島県須賀川市に、講演に行ってきました。川上村の藤原村長さん、お世話になりました。川上村は、レタス生産日本一の村です。(8月8日)
先週は、福島県川俣町に講演に呼んでもらいました。川俣町は、古くから絹織物で栄えた町です。20年前までは、機屋さんが200軒もあったそうです。今では、産業構造の変化で10分の1に減りました。生き残った会社は、ニューヨークと直接取引をしているとのことでした。
先週は、福島県川俣町に講演に呼んでもらいました。川俣町は、古くから絹織物で栄えた町です。20年前までは、機屋さんが200軒もあったそうです。今では、産業構造の変化で10分の1に減りました。生き残った会社は、ニューヨークと直接取引をしているとのことでした。
今週は、川崎市夜間教室からお声がかかっています。この秋も、大学・市町村役場などなど、たくさん呼んでいただいています。(9月15日)
来週は、愛知県田原市の合併記念講演会に呼ばれています。東大の授業も始まります。翌週は、関西経済連合会の研究会、桜井市役所、そして母校奈良女子大学付属中等教育学校での講演があります。高校の後輩に何をしゃべったら通じるか、東大での講義より難しく、悩んでいます。
学者の世界?
今日は、東大工学部大学院に講義に行ってきました。竹内佐和子先生の都市経営論の授業で、「都市と財政」を私が受け持つのです。昨年も呼んでいただきましたが、学生がの熱心なのには感心します。質問もたくさんあって。違う世界の人にお話しするのは、勉強になります。(5月9日)
昨日は、関西公共経済学研究会に招かれて大阪に行ってきました。齊藤愼大阪大学教授、中井英雄近畿大学教授、林宏昭関西大学教授、橋本恭之関西大学教授のほか多くの学者と院生の勉強会です。私の報告は「三位一体改革について」で、財政学の理論が政治の世界で迷走していることの実況中継ですが。