カテゴリー別アーカイブ: 講演

講演

早稲田大学(牛丸先生・地方財政論)講義

23日は、早稲田大学政治経済学部で地方財政論(牛丸教授)の1コマをいただき、「地方財政の仕組みと三位一体改革」をしゃべってきました。200人を超える学生で、教室は大盛況でした。

img012

私語もなく、熱心に聞いてくれました。ノートを取るだけでなく、テープレコーダを回す人まで。最近の学生は真面目ですね。感心しました。質疑の時間も、なかなか鋭い質問が出ました。ありがとうございました。

img013

実は、娘も聞きに来ていて、少々緊張してしゃべったのでした。娘によると「父親の話は理解できた」、娘の友人によると「佳子のお父さんはおもしろかった」とのことです。

img014

早稲田大学政友会講演

5月22日:地方財政学会報告は、日本地方財政学会のページへ。
6月 4日:政策研究大学院講義①
6月18日:政策研究大学院講義②

今日は、早稲田大学政友会で講演をしてきました。40人近くの熱心な学生たちが、集まってくれました。質問も幅広い、的を射たものでした。時間がなくて、私の意図が十分伝わったか心配です。というより、何回やっても、人前でしゃべることは難しいですね。

合併記念講演会

4月3日は「南砺市合併調印式記念講演」(富山県井波町)に行ってきました。8町村の大型合併です。大ホールがほぼ満席でした(写真も載ってます)。
「これからの日本、これからの南砺」と題して、21世紀は20世紀(モノとサービスの拡大の時代)の「延長」ではないこと、市役所が提供するサービスや施設は「住みよい町」のごく一部でしかないこと、住民の関係や人情が重要であることをしゃべってきました。
簡単な講演録は、4月9日付け「富山新聞」に載りました。また、事務局が講演録を作ってくださいました。(6月10日)

東京大学公共政策大学院

今日は、東京大学公共政策大学院での連続講演「国家行政の課題と展望」に行ってきました。この講演会は、各省の課長が、リレー式にそれぞれの省の「政策課題」を語るものです。しかし、私は、日本の行政機構が抱える「構造的課」をしゃべってきました。連続講演の「総論」になると思います(いずれ、行政・官僚論としてまとめたいと思っています)。

img008

img009

法学部31番教室(大教室)に入るのは、四半世紀ぶりでした。大勢の学生が、熱心に聞いてくれました。終了後も、何人もの人が、質問に来てくれました。最近話していないテーマであり、1時間40分こなすと、へとへとになりました。今日も国会対応が忙しく、昼飯抜きで駆けつけたのも原因ですかね。場所も場所なので、「吉本的お笑い」も使えませんし・・。もっとも、私の意図が、どれだけ学生・院生に通じたかは不明です。少々、難しかったでしょうか。

img010

責任者である森田朗教授に挨拶しようとしたら、先生の方から来てくださいました。先生のゼミで、拙著を参考書に使ってもらっています。お礼を言うと、「いやー、批判の対象として使うかもね」と、笑われました。これまで、学問・教育(東大法学部)と実務の連携が少なかったことを述べ、「また講義に呼んで下さい」と売り込んでおきました。

img011

【学生の反応】
13日の講演を聞いた学生さんから、メールが届きました。要旨は、「とても興味深かったです。全体像がつかめて、ためになりました」です。私の意図が、成功したということでしょう。
講演に対する一番の「ご褒美」は、「観客の反応」です。こういうメールは、嬉しいですねえ。だから、へとへとになっても、やめられないのです。

講演録

この講演は講演録にしてあります。宮崎県市町村課にお申し込みください。県庁が活字にしてくださいました。A4版で資料を含め58ページです。内容は、拙著「新地方自治入門」の一部を分かりやすくしたもの、とお考えください。
これでも、「脱線したところ」は、かなり加筆したんです。ある新聞記者からは、「岡本課長の講演にしては、辛みが足らない。本当はもっと脱線したんでしょう」と、読後評をもらいました。ハイ、そのとおりです。
余部があるので、ご希望の方はお申し込みください。返信用封筒(A4版が入る大きさ・切手も貼っておいてください)を「〒100-8926総務省官房総務課」の私宛に送っていただければ、お送りします。