今日は、第26回国際学生シンポジウム・分科会L 地方自治に行ってきました。学生さんたちの自主ゼミで、私の役回りは助言役です。関東だけでなく関西の学生さんも参加し、1分科会20名ほどで、全体では200人だそうです。討議も活発で、みなさんよく勉強しています。感心しました。夜は9:30までです。明日もあります。
カテゴリー別アーカイブ: 講演
講演
関西大学林宏昭教授の授業への出講
今日は、関西大学林宏昭教授の授業へ行ってきました。毎年呼んでもらっているのですが、今年は国会のないこの時期にしてもらいました。学生さんに、三位一体改革を説明するのは難しいですね。
国庫補助金を地方税に変えると、どんな利点があるのか、その代わり市町村はどんな責任が生じるのか。これについては、「給食とレストランの違い」「制服と自分で服を選ぶことの違い」の例でお話ししました。
国庫補助金廃止に、なぜ各省が反対するかについては、「レタスをいったん築地市場に運ぶのと、地産地消の違い」で説明しました。わかっていただけたでしょうか。
青山学院大学講演「進む地方分権:三位一体改革の成果と課題」
今日は、18時から青山学院大学で、三位一体改革をお話ししてきました。財政論や分権論だけでなく、政治論を交えて(脱線しつつ)お話ししました。学生さんは、まじめですねえ。ほとんどの人が居眠りせず、熱心に聞いてくださいました。終わった後の質問も多いうえに、なかなか的を射ていました。十分解説できなかった分は、拙著をお読みください。
日本経済学会大会パネルディスカッション(岡山大学)
25日は岡山大学で開かれた、日本経済学会のパネルディスカッションに出席しました。受付で、まず貝塚啓明東大名誉教授とばったり。「岡本君、こんなとこまで来てるのかね」「はい、パネルに呼ばれまして。先生が福祉のパネルをやっておられる時間に、私は都市対地方のパネルです」「官僚は出不精なんだけどねえ」「私は着実に学者の道を歩んでいるようです」
パネルは、井堀利宏東大教授、八田達夫国際基督教大学教授、藤田昌久京都大学教授、小西砂千夫関西学院大学教授、土居丈朗慶応義塾大学助教授とでした。そうそうたるメンバーと、「異業種交流」ができました。ありがたいことです。大きめの教室が満員でした。会場からは、林正義先生(財務省研究所)からコメントをもらいました。発言録は、来年出版されるとのことです。
「放課後」は、齊藤愼大阪大学教授、林宏昭関西大学教授、小西砂千夫教授、前田一浩岡山県総務部長らと、議論を続けてきました。
奈良県北葛城郡町議会研修会
今日は、奈良県北葛城郡町議会議員研修会に行ってきました。新庄町・當麻町・上牧町・王寺町・広陵町・河合町です。大阪のベッドタウンとして発展しています。
ご注文は、「厳しい財政の話をしてくれ」でしたので、例によって、背筋が寒くなるような、財政の現状と将来像をお話ししてきました。お引き受けしたときは、「この頃なら時間があるだろう」と思っていたのですが、本業が忙しくなって、日帰りでした
「町村財政の将来」奈良県北葛城郡町議会議員研修会(2004年8月10日)での講演録を載せた「未来への旅立ち」が、奈良県町村議長会から出版されました。(2005年4月20日)