今日は、総務省の若手職員研修で講演。自治大学校の業務の他、現在の地方行政の課題とともに、私のこれまでの経験=反省をお話ししました。先輩の経験談、特に失敗談は、私にとって大変貴重でした。私も公務員生活32年。しかも人様以上に、いろんな経験をさせてもらいました。ありがたいことです。少しでも、後輩に伝えたいです。
「明るい係長講座」にも書きましたが、私たち行政の仕事では、そんなにびっくりするような、新しい事件は起きません。本人にとっては初めてのことでも、先輩からすると、「そんなことに悩まなくても」「早く相談しろよ」というようなことばかりです。
今週は、定例の講義の他に、大学院や県議会など、連日の講演でした。本業の方の校長の業務も、結構ありまして。よく働きました。お呼びがあるうちが、華ですよね。明日は、日大の大学院講義。夜なべして、準備しています。
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福島県議会講演
今日は、福島県議会に呼ばれて、しゃべってきました。議会では毎年、このような勉強会を、しておられるとのこと。今日は、代表質問の2日目で、本会議終了後に、議員の方々が集まってくださいました。
頂いたテーマは、社会のリスクと地方行政です。今、連載している内容のうち、地方行政にポイントしぼって、お話ししました。福島県では、昨年、安全安心条例をつくっておられます。そこには、防災や消費者安全などの他に、虐待問題など、私が社会生活の問題として取り上げているリスクも含まれています。議員の方々の問題意識とかみ合ったので、しゃべりやすかったです。
終了後、県庁の自治大の卒業生さんたちが、懇親会を開いてくださいました。古川議会事務局長さんが、自治大第1部課程第80期の卒業生でした。皆さん、それぞれにご活躍です。ありがとうございました。さらなるご活躍を、期待します。
慶応大学大学院講演
今日は18時半から、慶応大学法学部大学院で講演。大山耕輔先生、小林良彰先生のお招きです。与えられたテーマは「地方自治の問題」でしたので、最近考えている「地域社会の課題と行政機構の課題」について、幅広くかつ歴史的・国際的視野から、お話ししてきました。院生が相手なので、話しやすいですね。質問も鋭く、やりがいがあります。
盛りだくさんのことを、短時間にお話ししたので、聞いている方は疲れたと思います。いつもながら、反省です。
立教大学大学院講義
今日は、20時過ぎから、立教大学大学院(21世紀社会デザイン研究科)で講義をしました。危機管理論の講座の一コマを頂いて、「豊かな社会の新しいリスク」を、お話ししてきました。今、連載している内容の、一部です。日本大学大学院では、春学期10数回を使った内容です。
それを、1時間半の授業、しかも質疑応答の時間も取らなければならないので、1時間ちょっとに収めなければなりません。ポイントだけをお話しするとしても、工夫が必要です。なかなかうまくは、できませんねえ。早口になり、脱線したりと。反省。
それでも、皆さん熱心に聞いてくださいました。少人数だと、聴衆の反応がわかって、しゃべりやすいです。もっとも、私のリスク論は、普通の危機管理論とはかなり視点が違うので、とまどわれたと思います。
このような時間に勉強しておられることに、敬意を表します。私も、駅で軽く晩ご飯を食べて、出かけました。お腹がすいては、力が出ませんからね。今回の講義も、中国出張の前に準備しておいたので、あわてることなく、しゃべることができました。
一橋政策大学院で講義
今日は、一橋大学政策大学院に呼ばれて、公共政策セミナーで講義。最近、もう一度勉強しなおしている行政改革の分類と変化について、お話ししました。院生にとっては、聞いたことがない内容だったと思います。皆さん熱心に聞いてくれました。
一橋の院にはかつて2年、講義に行ったことがあります。その講義などを基にして、「行政構造改革」を書いていたのですが、途中で挫折しています。