12月22日に、国の予算の大臣折衝が行われました。それに関する次の記事を読んで、変だと思いませんか。「財務大臣は、警察庁については、地方警察官を3150人増員し、3.5億円を認めた」
ふーん、これだと1人あたり10万円あまりですよね。それなら3千人といわず、30万人ぐらい増員すればいいのに。僕のポケットマネーで、2人ぐらい雇おうかなあ。年間10万円なら。続きはマスコミ論のページ。
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日記
三位一体改革評価:誰が勝ったか負けたか
今回の三位一体の経緯と成果について、「誰々が勝った、誰々が負けた」といった新聞の解説記事があります。そのような記事に、惑わされてはいけません。そのような記事が出るのは、勝った方がそれをカモフラージュするために、「私の方が負けたんです」と流す「陽動作戦」です。→三位一体改革その3に続く
三位一体改革評価:始めの一歩
新聞などで、来年度予算での三位一体改革の評価が出始めています。「一般財源化の金額が少ない」「税源移譲になっていない」という批判です。それらの批判は、全体像をとらえていない誤った評価です。私は、次のように考えています。→三位一体改革その3のページへ
地方財政対策の流れ
12月18日に、来年度の地方財政対策が決まりました。これは、地方財政全体の歳入歳出の概要を決め、財源不足がある場合には、その対策を決めることです。例年、国の予算の財務省原案が決まる2日前くらいに決まります。今年もそうでした。例年との違いや、地方財政対策の仕事の流れについては、地方財政の仕組み・マクロをご覧下さい。また、国民には、国の一般会計より地方財政計画の方が、そして各市町村の予算の方が影響が大きいのにもかかわらず、マスコミは国の予算ばかりを大きく取り上げること、そしてそれが中央集権を再生産していること、に対する批判については、マスコミ論を見て下さい