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生き様

国立公文書館、春の特別展

大型連休が始まりました。東京は良い天気です。行き先を決めておられない方に、一つ良い場所をお教えします。

先日、国立公文書館の特別展「江戸幕府、最後の闘い ―幕末の「文武」改革―」を見てきました。見応えがあります。へえ、こんな文書が残っているのだと。幕府役人の人事カードとも言える書類なども。江戸城多聞櫓に残っていたのです。
幕末の知識があれば、より興味深く見ることができます。また、図録を見ると、よくわかります。5月6日まで、無料です。

公文書館からは、江戸城(皇居)の壮大な石垣を見ることができます。そのあと、皇居東御苑を散策するのも良いですよ。江戸城多聞櫓の一つが残っていて、公開されています。三の丸尚蔵館では、それに続く時代の展覧会をやっています。こちらも無料です。

春の雨

今日の東北、関東地方は、春の雨でした。昼、福島から東京に向かう新幹線の窓からは、雨に煙った田んぼと里山が見えました。
ほとんどの田には水が張られ、きれいな景色です。水蒸気に満ちた景色は、東南アジア、モンスーン地帯特有のものですが、水田との取り合わせが、よくわかります。こんなに雨が降らなかったら、牧草地になったり、もっと乾燥した景色になるのでしょう。
雨模様は、外出する際には困ったものですが、このような風情も、良いものですね。

横山大観展

国立近代美術館で開催されている「横山大観展」がよかったです。明治元年の誕生なので、生誕150年だそうです。
大観と言えば富士。その富士は、いろんな富士が見ることができます。「生々流転」も、40メートルを全て見ることができます。解説が添えてあって、それを読みながら見ると、よくわかります。というか、猿は見落とします。春夏秋冬も、気がつきません。

先日、展覧会によく行く先輩たちと話していたら、高齢化によって、休日より平日が混み、さらに開館直後が混むのだそうです。今日は、開館直後の10時過ぎに行きました。並ばずに入館できましたが、第1室は混んでいました。係の人に聞いたら、開館前に100人並んでおられたとのこと。
また、いつも不思議に思うのですが、第1室は混んでいるのに、出口近くになると、すいているのですよね。
途中で展示替えがあるので、もう一度行かなければなりません。
私は、大観の「雨霽る」の複製画を仕事場に飾っていたのですが、大震災の仕事に就いたときに、雰囲気に合わないので外しました。もうそろそろ、飾っても良いのですが。

国立近代美術館の隣、国立公文書館では、「江戸幕府、最後の戦い」が展示されています。無料です。こちらもどうぞ。
泉屋博古館の「木島櫻谷展」後半も良いですよ。

桜を見る会

今日21日は、総理主催の桜を見る会に、キョーコさんのお供をして行ってきました。
今日の新宿御苑は、初夏を思わせる天候でした。桜の木は、全て葉桜になっていました。
何人かの県知事や県議会議員を含め、久しぶりに顔を見る方に、お会いすることもできました。

チェンバロ演奏会

今日の夜は、チェンバロの演奏会に行ってきました。講演会をすませた後、キョーコさんと待ち合わせてです。
土居瑞穂さんの会「アンサンブル・ヴェルジェ」です。17世紀、18世紀のイタリア音楽だそうです。チェンバロの音色が、とてもすてきでした。ピアノとは違った、繊細な音と言ったらよいのでしょうか。
イタリアの宮廷で貴族たちはこのような音楽を聴いていたんだと思いながら、聴いていました。

土居さんの御夫君(仕事でお世話になっています)が、誘ってくれました。