カテゴリー別アーカイブ: 日記

日記

副業

先日、かつてこのページで紹介した「科学の伝道師」鎌田浩毅京大教授が、訪ねてきてくださいました。伝道師活動の重要性と難しさを、ひとしきり議論しました。お話ししていると、同じ時期に東大で学んでいたとのことです。私は文化系、先生は理科系で、接点はなかったのですが。先生からは、文春新書「成功術―時間の戦略」をいただきました。おもしろく、ためになる本です。一気に読みました。例えば、「第1章:人に負けない武器を持つ方法」「第2章:人間関係の戦略」「第3章:フレームワーク利用術」といった目次を見ても、おわかりになるでしょう。ここで言うフレームワークは、思考の型枠です。
新書で分厚くない上に、伝道師である先生が書いておられて、読みやすいです。もっとも、先生の経験を基に書かれているので、かなり向上心のある方向けの内容です。現在の自分に不満のある方、悩んでいる方には、必読です。うーん、鎌田先生の活躍に比べると、私の伝道師活動は、まだまだですわ。

NO TITLE

今日は、季刊「ユニバーサルデザイン」の対談に行ってきました。お相手は、高橋 潤二郎先生( アカデミーヒルズ理事長 慶應義塾大学名誉教授)でした。「岡本がユニバーサルデザイン?」と思われるでしょう。私もごお誘いをいただいたときは、「なぜ私ですか」と聞き返しました。先生が拙著「新地方自治入門」を読んでくださって、「おもしろい、官僚にもこんなのがいるのか」ということで、ご指名をいただいたそうです。ありがたいことです。
話し上手な先生の誘導で、予定をオーバーして好きなことをしゃべってしまいました。もちろん、建物のバリアフリーの話ではありません。日本社会、行政の話です。編集者は、これを活字に整理するのが大変でしょうね。すみません。

NO TITLE

1月に近畿自治体学会フォーラムで行ったパネルディスカッション速記録を事務局が起こしてくれたので、手を入れました。お盆休みも、こうして消えていきます。何か変だなと思ったら、市長・村長・僕の3人とも関西弁でしゃべったはずなのに、原稿は「東京弁」になっています。事務局曰く、「関西弁は聞いてたらようわかるけど、活字にしたらわからへんのですわ」とのこと。
そういえば、先日、職場で「岡本課長は大学院で講義するとき、標準語ですか」と聞かれたました。「私は、あんたの言うている意味がわからへん。いつも標準語をしゃべってるんで、講義の時だけ変えるようなことはしてへんで。東京弁はようしゃべらんけど」と答えました。

パソコン

大学生の娘と高校生の息子も、パソコンを使うことが多くなりました。私がデスクトップを使っているときは、携帯パソコンを使わせているのですが、インターネットへの接続ができません。それで、2台同時につなげるように、無線ランを導入しました。電気店の店員に相談し、道具をそろえ、悪戦苦闘して。セットアップはCDを使いますが、私の携帯パソコンにはCDドライブはなく(これまで必要なときは、持っている人に頼んでました)、まずその情報を発売元のHPからダウンロードしてとか。
事前に、もう一人のITのお師匠さんである板倉さんに相談したら、「簡単だよ」とおっしゃったのですが。途中でまちがって、インターネットにもつながらなくなったり。後から思えば、何でもないことに困っていたのですが。マニュアルって、わかっている人用にできてますね。ようやく、つなぐことができました。本当に暑い午後でした(笑い)。でも、万歳!速度が速く遠くまでつながる機種を選んだのですが、子供部屋でやってみると、やはり遅いですね。

NO TITLE

今日の放課後、課で、ささやかな第162国会の打ち上げと人事異動による歓送迎会を行いました。国会は200日の長丁場でした。1年は365日、そのうち200日です。1月から始まり、8月ですものね。当省からは11本の法律を提出し、7本が成立、4本が廃案になりました。総務省始まって以来の、低い打率です。もっとも、郵政民営化法案(内閣官房郵政民営化準備室提出)は、6本すべてが廃案ですから、まだ上がおられます。法案提出までは政府の責任ですが、法案審議は国会の領域なので、私たちはひたすらお願いするしかありません。残った法案は、次の国会に提出することになると思います。
総務省の定期人事異動は、新省発足時から1月でしたが、今年から、霞ヶ関の通例である国会あけになりました。15日付で、次官以下大規模な異動が行われます。総務課も10人が異動です。私は、引き続き総務課長です。これで、職員共々、夏休みをとらせていただきます。