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日記

2007.03.12

今日も、打ち合わせやヒアリング、職員への指示、国会議員への説明などが続き、怒濤の月曜日でした。会議や打ち合わせは、途中退席ばかりで、すみません。
かつて、先輩の審議官たちを見ていたら、こんなに忙しそうでなかったのに。なぜ、忙しいのか考えてみました。今私がいる経済財政諮問会議事務局も再チャレンジ室も、前例通りの定例業務ではなく、トップダウン型の仕事が多いです。どうも、これが原因のようです。まあ、言われたことだけをこなしていたら、忙しくはないのでしょうが。部下たちも、こんな上司に迷惑しているでしょうね。あるいは、先輩たちも、私の知らないところで仕事をしておられたのかもしれません。
放課後は、東大大学院に教えに行っていたときの、塾頭3人組との懇談。それぞれ学者の道を進んでいます。今日も、彼らの質問に応じて、私の知っていることを答えてきました。

2007.03.11

息子の大学進学が決まり、本やノートの整理を手伝いました。どこまで読んだか、問題集を解いたかは別として、大変な量を捨てました。私の大学受験の時は、そんなに受験参考書も買わず(田舎なので知らなかった)、塾も行かなかった(明日香村にはなかった)のです。息子曰く「お父さん、これで家が数センチ浮き上がっただろう」。
一方、娘は4月から会社員。最初は寮に入り研修を受けるとのことです。親ばかを発揮して、娘と一緒に、寮と研修所を視察に行きました。
ついこの間まで、二人ともよちよち歩いていたと思っていたのに。子どもの成長は早いです。さらに、希望に満ちている二人を見ると、それに引き換え、自分は歳を取ったなあと実感します。私にも、未来への希望とそしてそれと抱き合わせだった不安が、いっぱいの時代がありました。いつの間にか、現状と日常に安住するようになりました。毎日を一生懸命生きていると、30年もあっという間ですね。

2007.03.04

今年は暖冬で、春が早いですね。ご近所の桜が、もう咲き始めました。まだ新暦でも、おひな祭りなのに。沈丁花が、良い香りを運んできます。

評価と競争

若い人に聞いたら、今の男子大学生は、紺のスーツを持っているのだそうです。おしゃれではなく、生活のためにです。それは、学習塾で教師のアルバイトをすると、スーツにネクタイ姿を要求されるのだそうです。あるところでその話をしていたら、次のように発展しました。
「それに比べ、小中学校の先生って、スーツじゃないですよね」
「ネクタイもせず、運動服のジャージも多いよ」
「礼儀は、正社員より派遣会社の人の方が立派だと聞いたよ。そうでないと、受け入れてもらえないから」
「仕事の成果も、派遣や請負の方が良いらしい。そうしないと契約を打ち切られるから」
「学校と塾も同じだね。塾は成果が評価される。生徒の成績が上がったか、どれだけ有名校に合格させたか。学校は評価がないからだめだね」
「派遣の方が、あぐらをかいている正社員より、給料が上の時代が来るだろうね。いくつかの業界ではそうなっている」
「そうでしょう。商品売買の場合、長期契約よりスポット買いの方が高いですから」

2007.02.28

昨日、朝日新聞と読売新聞のコラムが、円楽師匠の引退を取り上げ、同じように書いていたことを紹介しました。今日、北海道奈井江町の相澤さんから、北海道新聞のコラム「卓上四季」も27日付けで同じように書いていたことを知らせてもらいました。リンクを張ったので、お読みください。