カテゴリー別アーカイブ: 仕事の仕方

生き様-仕事の仕方

充実した毎日

今日10月4日日曜日、遂に休日出勤を敢行。誉めた話ではないです、はい。先週は、昨日も入れて4日も出張。机の上に書類が山になっています。急ぎのものは処理してあるのですが、1週間ごとに片付けないと、あとが大変なので。
2つ抱えている原稿は、一つは連載なので、割り切りながら進捗。もう一つは共著なのですが、これは書きたいことが次々と出てきて、一進「二退」です。執筆の時間を確保するためには、異業種交流会を早めに切り上げる、新幹線中で頑張る、家での晩酌もそこそこにする。よって、今週末も、充実した休日でした。

なぜかしら、忙しい

土曜日曜と2日間もお休みをいただき、月曜火曜と出張しました。今朝水曜日の朝は、ふだんよりさらに早く出勤。予想されたように机に積まれた書類やたまっている電子メールの処理に、いそしみました。100通以上のメールや積まれた書類を、まずは、読んだらすむもの、直ちに返事するもの、後で処理するものに分類。8時半になったら、昨日旅先から携帯メールで指示しておいた案件を、職員が持ってきてくれて、それを処理。あとは、職員の波状攻撃を順次撃退。
夕方は、仕方なく節を曲げて、会議+議論を延長。17:45で切り上げたら、待ち受けている職員の攻撃に遭い、これを撃退。中には、「明日、新幹線の中で読んでおいてください」という合理的な参事官も。18時には、意見交換会の会場に急ぎました。お店に18:30に着いたら、ご主人が「いつも早い岡本さんが来られないので、職場に電話しました」と。ご心配かけました(笑い)。
明日は会津若松市へ出張、金曜日は職場に出て、土曜日はまた出張です。いつの間にか、9月が終わりました。今年もあと3か月、今年度はあと半分です。

霞が関の始まりは遅い

霞が関では、クールビズは続いているのですが、8月末でゆう活が終わりました。職員の多くは、また9時半始まりに勤務時間を戻したそうです。私は、前から8時半始まりにしてあるので、ゆう活もその後も変更無し。実際には、8時過ぎに入って、自分の時間を確保しています。
困るのは、放課後です。私は17:15に退庁するのですが、異業種交流会の開始時間が、遅いのです。私は、17:45とか18:00開始が良いのですが、参加する公務員が18:30でも無理だと抵抗します。彼らは、18:15まで勤務時間なのです。「年休余っているんだから、時間休を取りなさい」と勧めるのですが、夕方に仕事をしたい職員が多くて困ります。で、何があっても、私は8時半までには、会合を退席します。早寝早起き元気なよい子。かつて「夜の2時までに帰る奴は男じゃない」と言っていたとか、日付変更線まで飲むのが習慣だったとは思えません。何をしていたのでしょうか。反省。
電車の混み方がひどくて、9時半始まりが良いという職員もいます。でも、大臣は火曜と金曜日に8時や8時半の閣議に出席されるのに、幹部の多くが9時半始まりとはいかがなものですかね。

仕事が進む職場

5連休も終わり、職場が再開。職員たちが次々と入ってきて、それぞれこれからの課題を処理する方向性を、報告やら相談に来てくれました。中には、どうしようかなと密かに悩んでいた案件もあり、職員が私より先にかつ十分な検討をしてくれていて、驚きました。ありがたいことです。私は、少し注文を付けるだけで、すみました。できる職員を持つ上司は、楽です。朝から、気分が良かったです。

上司の仕事:戦略を立てること

先日、「業務の管理=予定表」を書きました。ようやく、部下=各課の仕事の全体像をつかんだという話です。
さて、予定表を作ることで、自分の仕事の見通しが立ち、部下とも仕事の重要度とスケジュールを共有できます。しかし、上司の仕事としては、ここまでで半分です。ここまでは、管理職としての仕事です。
さらに必要なのは、この予定表に載っていない「戦略」を立てることです。各課長が作った課題と予定表は、課の仕事であって、局の仕事ではありません。課の仕事を積み上げても、局の戦略にはならないのです。
もちろん、各課長が作った予定表に、その局の戦略が書かれておれば、それで良いのですが。通常は、与えられた各課の仕事を前提に、課題と業務が載っています。
課の課題を足し上げても、局の戦略にはなりません。組織の責任者としては(私は、まだ責任者ではありませんが)、その組織の中長期的戦略を立てることが、もう一つの大きな任務なのです。本当は、先に局の戦略があり、それに基づいて課の目標があるのです。
民間企業の場合、社の目標があり、それを達成するために部の目標があります。そして、それに基づいて課の目標があります。当たり前のことです。社の目標を達成するために、その下部組織が作られているのですから。ところが、官公庁や古くなった会社では、組織全体の目標をブレイクダウンして、各課の目標を作っていないのです。所掌事務は決まっていても、課の目標は決められていないのです。目標による管理が、行われていません。
この構図は、課長と係の関係でも、当てはまります。