岡本全勝 のすべての投稿

2006.08.20

とうとう、私のお盆休みも終わりです。原稿は1本を校正までこぎ着け、次のに着手。本棚の整理をし、奥さんのお出かけのお供もしました。とても暑かったので、あとはごろごろ。まあ、夏休みはそのためにあるのでしょう。ゆっくりできることはありがたいですが、仕事に行かないと張り合いがありませんね。人間というのは、厚かましい動物です。忙しいと暇にあこがれ、暇だと仕事が恋しくなる。おっと、こんな貧乏性は、私だけですかね。
今日中には、一橋の受講生29人のレポートが出そろうでしょうから、その採点もしなくちゃ。

2006.08.19

今日は、届いた原稿の校正をして返送。次の原稿を少し書いて、古本を引き取ってもらいに古本屋まで。暑かったので、シャワーを二度ほど浴び、アイスクリームを買いに近くのスーパーまで。以上、夏休みの日記でした。

2006.08.17

今日、午前は本読み。午後は出かける用件があったので、そのまま美術館と博物館をはしご。夕方からは、某政府高官と懇談。夏休みらしい一日でした。以上、夏休みの日記。

カーテン事件

家のほとんどの窓は、レースと遮光の2重カーテンにしました。ここまでは、普通のこと。ところが、しばらくすると、レースのカーテン上部の糸が引っ張られて、破れることが出てきたのです。原因は、遮光カーテンのフックでした。
カーテンレールのころに引っかける金具は、S字を長く伸ばした形をしています。ころに掛けた方の金具の先(下を向いている。もう一方の先はカーテンの中に入っている)が、レースのカーテンの糸を引っかけるのです。カーテンが閉じているとき(布としては開いているとき)は、引っかかりません。カーテンが開いているとき(布としては寄せられているとき)に、引っかかり、カーテンを閉じるときに引っ張って破るのです。2本のカーテンレールの幅は既製品ですから、問題はないはず。破れないカーテンもあって、それは金具がプラスチック製でした。そこで、金属金具をすべて取り替えたのです。
階段などの窓は、当初考えて、ロールカーテン(上で巻き取り、ひもで下に引っ張って閉じる)にしました。これは場所も取らず、思った以上に優れものです。カーテンは、開いて巻き取ると、結構場所を取るのですよね。今、書斎などはロールカーテンに代えようかと、思案中です。世の中には、地方財政や日本の行政以外にも悩みはあります。

何を捨てるか

友人とのやりとりで、「全勝は、夏休みといっても、出かけて遊ぶとかゆっくり何もしないとか、できないのか」と指摘されました。はい。どうも貧乏人で、ゆとりある遊び方を知らないようです。職場では、時間の使い方が上手だと自慢しているのですが、プライベートではだめですね。何もしない休日とか、旅行してのんびりなんかは、できないようです。間違いなく、原稿か本を持ち込みますね。くたびれて寝ていることは、しばしばありますが。
子供の時、若いときは、そうでもなかったような気がします。年を取ってからの方が、いろんなことに追われているようです。手を広げすぎですね。何かを切り捨てないと、虻蜂取らずになってしまいます。本棚といい、自由時間といい、まだまだ切り捨てないといけないようです。
といったことを考えていたら、15日の日経新聞「地球回覧」に、夏休みに食事中、傍らに置いた携帯電話+携帯パソコンに何度もメールが送られてくるアメリカ企業の役員の話が載っていました。「毎日、仕事なのか休みなのか区分けが難しい。寝るとき以外は、常に仕事に追われている気がする」。もっとも、この人たちは仕事に追われているのであって、私の場合は仕事ではなく、自分で好奇心、副業を広げているのです。そして、彼らは数年で巨万の富を築くのに対し、こちらはお金は使うばかり。全然違いますね。