岡本全勝 のすべての投稿

健康な暮らし

今日は金曜日。今週も、激動の5日間が終わりました。経済財政諮問会議の準備、再チャレンジ二地域居住研究会など、盛りだくさんの仕事でした。職員の支えがあって、乗り切ることができました。実はこのほかに、HPには書けない仕事も、結構ありましてね。その方が、ずっと苦労しているんですが。
これまでは、金曜日には「労働者諸君、良い週末を」と言って早々と退庁し、開放感に浸れました。でも、先週から、土曜日に授業を入れたので、そういうわけにはいかなくなりました。金曜日の飲む量が減るので、健康に良いかも。今日も、これから明日の準備です。

キッズルーム

官邸のHPキッズルームに「再チャレンジ」が載りました。小学生・中学生に分かるように、工夫されています。「やさしくわかる編」と「くわしくわかる編」に分かれていて、クイズもついています。なかなかの優れものです。結構楽しめますよ。ぜひご覧ください。
また、今日は、二地域居住研究会を開催しました。詳細は、追って載せます。(4月18日)
第1回「暮らしの複線化研究会」の資料を載せました。二地域居住について、各省が取り組んでいる資料が、ほぼ網羅されています。ご覧ください。

日本でのミクロの希望とマクロの希望

17日の東京新聞「即興政治論」は、宇野重規准教授が、「今の日本、希望を持てますか?」に答えていました。
・・2千人を対象に行ったアンケートでは、8割の人が何らかの希望を持っていると答え、さらに6割は漠然とした希望ではなく、将来実現の可能性のある具体的な希望を持っていると解答しました。私たちは希望額プロジェクトを始めた時点で、「今は希望がない」という大前提で議論を始めましたから、これは意外でした。
今、若い人には希望がないという議論がされていますが、調査をすると、若い人の方が希望があり、お年寄りほどありません。
5年以内に自動車を買いたいといった、個人レベルの「ミクロの希望」と、より大きい例えば日本社会がどうなるのかといった、「マクロの希望」を区別して考える必要があります。日本が経済復興を果たし、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われたころから、日本社会に希望があるかないかというマクロの希望はあまり議論されなくなり、もっぱら個人としてのミクロの希望が語られるようになりました。マクロの希望が再び議論されるようになったのは、バブル経済崩壊に伴って、ミクロの希望が頭打ちになったころからです。ただ、個人の不満が高まっているところで、国策としてマクロの希望の回復が語られるのは、健全ではありません。
・・個人にミクロの希望がない時代には、ヒトラーのように、大きなビジョンとして偽りの希望を示し、人々を引っ張っていこうとすることは、往々にしてあることです。ミクロの希望の行き詰まりを、マクロの希望で解決しようとするのは、ナショナリズムも同様です。
健全な希望を回復するためには・・・悪条件を一つ一つ取り除き、個人の希望が社会的につながっていくのを助けることが、政治の役割ではないでしょうか。政治が能動的に大きな希望を提示するのは、ちょっと違うのかなと思います。

700,000番

70万番は、2007年4月17日、宮崎県の山崎さんでした。おめでとうございます。ご希望の通り、サイン入り拙著を進呈します。今回は、慶応大学の学生も、ゲット競争に参加したのですが。山崎さんが運が良い、としか言えませんね。昨晩、私が寝る前に見たときは、まだあと100くらい足らなかったのですが。朝に見たら、とっくに過ぎていました。

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HP並べ替え

目次その2(地方財政のページ)の中を、並べ替えました。ページが増えて、うまく整理できてなかったのです。以前から、気になっていたのですが、なかなかきっしょが立たなくて。
三位一体改革関係が、80ページ近くあるのですが、もはや「記録」になりました。一時は、この実況中継が、このHPのセールスポイントだったのですが。削除するのももったいないので、これを後ろに持って行きました。
それにあわせて、その他のページも整理しました。うーん、各ページが更新されず、古くなっています。申し訳ありません。