7月の第1週も、終わりました。今週も、忙しかったですねえ。国会が終了し、参議院選挙が始まって、少しは通常の仕事のペースになるかと、期待していたのですが。
各省の人事異動があり、挨拶に来てくださる方が多かったです。その場で、早速仕事の打ち合わせをしたり。
また、各省とともに、平成26年度予算要求の作業が始まっています。復興庁は、「前年通り」という概念がないので、未来の予測と、その際に必要となる経費の想定をしなければなりません。これは、かなり難しい仕事です。そして、それらの内容を決めるとともに、8月末の概算要求に向けての段取りが、必要です。締め切りに間に合わない仕事は、意味がありません。
もちろん、今年度の各種予算の執行、新たな課題への対応、さらには「新しい東北」のモデル事業を組み立てる作業と、結構盛りだくさんの仕事が待っています。
私の仕事は、それら課題を一覧表にして、各担当参事官に実行の工程表を作ってもらうこと、その進行管理をすることです。そして、その状況を大臣に随時報告することです。「前年通り」とは行かないので、決まっていることの実行だけでなく、未来予測をしながらの執行管理が重要です。
職員には、年休を取ってもらいたいのですが。「国会が終わったので、休みを取れよ」と言ったすぐ後に、「あの資料、まだできないかなあ・・」と催促しています。悪い上司です。
投稿者アーカイブ:岡本全勝
災害時の女性、配慮と活躍
遅くなって恐縮です。内閣府男女共同参画局が、5月に、「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針」を公表しました。
概要の最初にも書かれているように、東日本大震災において、衛生用品等の生活必需品が不足したり、授乳や着替えをするための場所がなかったり、「女性だから」ということで当然のように食事準備や清掃等を割り振られた避難所もありました。たくさんの反省があります。
他方、女性のリーダーがいた避難所は、運営がうまく行ったところが多かったです。
今後、災害が起きたときに、今回の反省を活かし、また良かった点を取り入れてもらうために、関係者にはぜひ読んでもらいたいです。
事前に頭に入れておき、準備しておかないと、いざというときに実践できません。「これまでになかったから」という言い訳は、初めての時は通じますが、東日本大震災で被災地が経験したことを勉強せずに、「知りませんでした。初めてなもので」は、通用しませんよ。
復興の現状を見える化する
(復興の現状を見える化する)
「復興に向けた道のりと見通し」(最も簡単な図)を、更新しました。ご覧頂くとわかるように、がれき片付けや住宅着工など、着実に事業が進んでいます。もちろん、工事が進むと、新しい課題も見えてきます。
ところで、霞が関では、各省で夏の定期人事異動が行われました。異動した人が、挨拶回りに来てくださいます。ありがたいことに、これまで多くの省の方と仕事をし、知り合いになったので、さまざまな方が来てくださいます。今の事務所は、霞が関から少し離れている民間ビルですが、そこまで来てくださるのです。昇進される方の裏で、退職される方も多いので、寂しいものもあります。
ある官庁の幹部が、私の部屋の前に貼ってある、この「復興に向けた道のりと見通し」を見て、「全勝さんらしいなあ・・。一目でわかるね」と、お褒めの言葉を頂きました。この図のアイデアは私ですが、仕上げて、さらにわかりやすくしてくれたのは、A君とI君です。
復興推進会議
今朝、官邸で、復興推進会議(全閣僚会議)を開きました。まず、与党からの追加提言が総理に提出されました。これは、3月に提出されたものを、3か月ごとにフォローアップするものです。住宅再建は見通しが示されたが、福島の復興特に除染などが進んでいないと、指摘されました。
復興大臣からは、この半年間に行った成果が報告されました。この資料は簡潔にまとめたので、わかりやすいです。ご覧ください。次に、「新しい東北」への取り組み方針を示しました。これはこれから実行するので、随時紹介していきます。モデル事例を公募して、それを育てようという試みです。
いつものように、「現状と取り組み」も更新しました。100ページにもなるので、印刷するときは注意してください。
このように、定期的に、官邸で復興の状況を報告することは、意味があると考えています。どこまで進んだか、何が進んでいないか、それを全閣僚に認識してもらい、また国民にも共有してもらえます。私たちは、その区切りに向けて、仕事を進めます。
もちろん、しょっちゅう官邸で会議をするには、それだけの準備が必要です。職員は大変なのですが、皆よく頑張ってくれます。
国会終了と、職員の活躍
第183回国会が、先週閉会しました。で、いつものように、職員と打ち上げをしました。その席上で、職員から突き上げを食らいました。「岡本統括官のホームページに、私たちへの感謝の言葉が、まだ載りません」と。
申し訳ない。職員から提出された「原稿」に加筆して、下に載せます(苦笑)。
復興庁には、国会班という班があり、国会関係の業務はここが仕切っています。開会中は、復興特別委員会や予算委員会の他に、毎日色々な委員会が開かれ、質疑が行われます。質問通告が遅かったり、答弁案の作成が遅くなって、国会班の職員は、しばしば夜明けまで残業します。申し訳ない。
また、毎日夕刻になると、私と職員は、明日のどの委員会でどのような質問が復興庁に通告されるのかが、気になります。いくらたくさん質問が出ても苦にならないのですが、いつ質問が判明するかわからないと、夜の行動の予定が立たないのです。私は、夕方になると、国会班のところまで出かけて、白板に書かれている質問通告状況を確認していました。
各省庁には、各職員がパソコンから質問通告状況を把握できるシステムがあります。しかし、このシステムの作成を業者に発注すると、けっこうな費用がかかるため、復興庁では断念していたようです。ところが、国会班のO君は、1時間もかからずに、それを作り上げてくれました。
これで、私も職員も、いちいち国会班の白板を見に行かなくても良くなりました。もっとも、私は見に行くたびに、「まだ質問は出ないのか。早くもらってきてくれれば、早く答を書いて家に帰るぞ」と叫んでいたのですが、それができなくなって、少し寂しくなりました。