東京芸術大学美術館で、「興福寺仏頭展」が開かれています。私は、この仏頭が好きで、5月に奈良に行った時も、見てきました(5月19日の記事)。元は、山田寺にあったのですが、山田寺跡は私の生まれた里の近くです。
この仏像は、見る角度によって、表情が変わります。前にも書きましたが、私は、向かって左斜めからの角度が好きです。白鳳の貴公子という命名は、秀逸ですね。
今回の東京芸大での展示は、高い位置にある仏頭を下から見上げます。これが本来の位置なのでしょうが。同じ高さからは、見ることができません。
東大寺戒壇堂の四天王「広目天」(飛鳥園の写真)も好きで(2012年5月27日)、職場に写真を置いてあります。その厳しいお顔を見て、気を引き締めるためです。