ナガミヒナゲシを抜く

ナガミヒナゲシ、以前このページで紹介したことがあります。見た目はきれいなのですが、困った花なのです。
「特定外来生物や生態系被害防止外来種(要注意外来生物)には指定されていないものの、これらと同様に生態系に大きな影響を与える外来植物」として、自治体では駆除を呼びかけています。一個体から最大で15万粒の種ができ、繁殖力が強いこと、根から他の植物の生育を妨げる成分を含んだ物質を出すのだそうです。

ご近所の道路脇で見つけたら、抜くようにしています。小さなものはすぐに抜けるのですが、大きくなったものは地下茎が太くなっていて、なかなか抜けません。しかし、これを抜かないと、来年生えてきます。そして、よそさまの庭に生えているのは、抜くわけにはいきません。群生しているところもあるのですが。

市町村アカデミーの近くでも、広がっています。先日の昼休み、散歩の途中で見つけて抜いていたら、自転車に乗ったおじさんが話しかけてきました。「あなたも抜いているのですか」と。「ええ。これって、抜くのがよいのでしょ」と答えたら、「そうなんです。私も見つけたら抜いているのですが、追いつきませんね」と、ひとしきり会話しました。