職場での人間関係。上司の「傾向と対策」、部下の「取扱説明書」

新年度が始まって、24日が過ぎました。新しい職場に移られた人、新しい上司を迎えた方、新しい部下を持った人も多いでしょう。そろそろ、仕事のやり方を会得できたでしょうか。また、人間関係は、把握できたでしょうか。
私たち組織の従業員にとって、悩みの多くは人間関係です。モノや事実を相手にして困ることはあっても、悩みは深刻にはなりません。しかし、人間関係、特に上司と部下は、うまくいかないと苦しいですよね。
上司も部下も、それぞれに「癖」を持っています。もちろんあなたも。みんな、聖人君子ではないのですから。また、ある程度の年齢の上司なら、今更その性格を変えることは、無理です。
すると、あきらめて(達観して)、上司に説明する際の「傾向と対策」を、早く身につけましょう。他方、部下に対しては、「取扱説明書」を作ることです。そうすることで、被害を最小限に抑えましょう。リスク管理は、毎日の職場にも当てはまります。もう一度、『明るい係長講座』を読んで勉強しましょう。
昨日と同じやり方で、上司にしかられていては、進歩がありません。部下が同じ間違いを犯したら、それはその部下が悪いのではなく、指導したあなたが下手だったと思いましょう。すると、怒りの半分は、解消されます(笑い)。
それでも納得できない時は。静かに時間が経つことを待ちましょう。