地下鉄の中で

そこのお兄さん、そう、あなたです。
地下鉄のドアの前で、そんなに頑張って、どうするのですか。みんな、降りようとしているのです。あなただけが、その流れに抗して、足を踏ん張って。
一度、みんなと一緒に外に出て、再度乗ったら、どうですか。
それに、その前のおじさん。一声「降ります」と言えば、お兄さんも、譲ってくれますよ。無言で、ぐいぐい押しても、お兄さんには、通じていませんよ。