社会科学での「正しさ」

読売新聞12月30日文化欄「論壇誌12月」で、広井良典・千葉大学教授が「アベノミクス、肯定と懐疑」と題して、現政権の経済政策に肯定的な2人と懐疑的な2人の主張を紹介しておられます。その中の言葉から。
・・意見の相違を遡ると、経済における「期待」ないし主観的な要素の評価や、人々の需要はどこまで拡大するかという人間観の相違にまで至るのではないか・・
短い言葉ですが、政策さらには社会科学における、「正しいことと間違ったこと」「期待することと達成できること」の難しさを、示しておられます。