いわき市に避難している楢葉町役場

今日は、復興大臣のお供をして、福島県いわき市へ行ってきました。まずは、開設したばかりの福島復興局いわき支所に、激励に。支所は国の合同庁舎に入れてもらいました。お向かいの会議室では、法務局が、休日の臨時相談所を開いていました。被災者からの相談が多いとのことでした。
続いて、いわき市に引っ越している、楢葉町役場で、町長と意見交換。避難区域が解除されることにともない、除染やインフラの復旧が課題となっています。今後、双葉郡の町村と検討を進めなければなりません。
いわき市内の工業団地には、双葉郡内の企業が避難して、仮設の事業所を開いたり、開く準備をしています。今日は、既に開業している事業所も訪問しました。移転して事業を再開することを決めて、3か月半で仮設事業所ができたそうです。中小企業庁の支援に、感謝してもらいました。もちろん希望は、早く楢葉町に帰って、事業を再開することです。
しかし、避難区域が解除されても、すぐに戻れるわけではありません。除染、インフラの復旧、各種サービスの再開が必要ですし、住民が戻ってこないと、事業は成り立ちません。しばらく準備期間が必要です。