3月18日に、福島市で開かれた「福島復興を考えるシンポジウム」に登壇しました。県庁の主催で、テーマは福島の復興です。内堀知事、村尾キャスター、藤沢烈さんと一緒でした。土曜の午後に、会場がほぼ満員の盛況でした。私たちの議論は、復興には様々な担い手が必要だということです。
私たちのパネルディスカッションの前に、福島を元気にしている、若い農業者たちや絹織物業者が取り組みを発表しました。それぞれにすばらしい挑戦をしています。リンクを張りました。ご覧ください。
「福島のおいしい農作物、チーム福島プライド」「おいしいトマト・体験農場、ワンダーファームいわき」「日本の農業を元気にする、クールアグリ」「世界一甘い桃を目指して、古川果樹園」「大規模米作、カトウファーム」「世界一薄い絹織物、齋栄織物」
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講演
3月17日、奈良テレビに出演します
3月17日21時から、奈良テレビに出ます。「ならフライデー9」。来週の予告に出ています。
毎年、この時期に復興を取り上げているそうです。今年は、奈良県出身者が東日本大震災復興に取り組んでいるということで、私を取り上げるとのこと。先日は福島の被災地視察に、今日は仙台での講演に、テレビカメラが同行しました。
どのような番組になるのでしょうね。東京では、見ることができないのですが。
大学生への講演
今日は仙台まで、大震災からの復興について、講演に行ってきました。全国学生連携機構主催による、大学生の勉強会です。北海道から関西まで幅広い学生が集まって、話を聞いてくれました。彼らは、6年前は中学生です。スライドを使って、被災直後とそれからの復興、そしてインフラだけではまちの暮らしが戻らないことを説明してきました。
会場は仙台駅隣の高層ビルで、控え室の窓からは、仙台平野の海沿いが一望できました。6年前は、がれきが散らばっていたこと、特に田んぼに自動車がたくさん転がっていたことを思い出しました。
慶應大学大学院で講演
今日の放課後は、慶應大学法学部大学院で講演。大山耕輔教授に、修士課程の公共政策論に呼んでもらいました。以前にも、呼んでもらったことがあります。今回は、「復興は日本を変えたか―公共を支える新しい主体と手法」をテーマにしました。大震災からの復興に従事して私が考えたことと変えたこと、そして以前から主張している「新しい公共のあり方」と「行政の役割」についてお話ししました。
院生の他に、小林良彰教授、片山善博教授なども参加してくださいました。院生からも適確な質問が出て、うれしかったです。
清渓セミナーで講演
今日18日は午後から、日本青年館の清渓セミナーに講師で行ってきました。自治体の議員さんたちが主催している勉強会です。主催者に聞くと、私はこれで3回目の登壇だそうです。前2回は総務省の交付税課長と総務課長の時とのこと。言われてみると、そんなこともありましたねえ。今日は、この5年半の復興への取り組みと、町のにぎわいを取り戻すためには、何が必要かをお話ししました。
私と一緒に登壇した、西原茂樹・静岡県牧之原市長が発表された取り組みが、興味深かったです。市民の中から、ファシリテーターを育成し、その人たちが市民参加の意見集約を担うのです。話が非現実的にならないように、市役所職員も参加します。なかなか面白い試みです。「ファシリテーター」というカタカナが、わかりやすい日本語ならよりよいのですが。司会者との違いがわかる人は、どのくらいいるでしょうか。