「講演」カテゴリーアーカイブ

講演

ウクライナ政府幹部講義3

今日2月26日は、ウクライナ政府幹部に講義をしてきました。国際協力機構(JICA)が、日本に呼んでいます。復興に向けた準備をするためです。今回で3回目です。「ウクライナ代表団への講義2

私の講義は、東日本大震災からの復興です。戦争で壊された町、また一時的に避難してから戻る町もあります。そこで、津波被災地と原発事故被災地の両方を説明しました。
言葉で伝えるより、写真がわかりやすいです。

マリナ・デニシウク地方・国土発展省次官をはじめ、13人の高官が参加してくださいました。マリナ次官が、次々と鋭い質問をされました。それに答えることで、理解が深まったと思います。

ウクライナ避難民向け講義

今日2月6日は、ウクライナ避難民向けの講義に、政策研究大学院大学まで行ってきました。
これは、国際協力機構(JICA)が、日本に避難している留学生23人を相手に、今後の復興に向けた知見を提供するものです。私のほかに、政策研究大学院大学の教授などが、講師を務めました。

留学生なので、多くが女性です。男性は出国できないので。
英語の通訳を介してですが、留学生なので日本語ができる人や少々理解できる人です。通訳する前に、私の日本語で笑う人もいました。かつてはロシア語に支配されていた、共通することも多いのに、皆さん英語が上手です。質問は、英語でした。
皆さん熱心で、質問時間を長く取ったのですが、足らずに延長しました。鋭い質問が出ると、私の講義が通じていたとのことなので、うれしいですね。

若手新聞記者への講義

今年も、読売新聞社で若手記者への講師を務めました。今年は1月20日、27日の2回に分けて話しました。合計42人の記者が聞いてくれました。
入社4年目で、地方の支局に配属されています。今春から順次、本社などに戻ってくる予定とのことです。

話の内容は、取材される側からの経験です。
今日もお話ししましたが、官僚になった当初は、記者は「敵」だと思っていました。行政の批判ばかり書くと。30歳、鹿児島県税務課長の時に課税間違いが起き、準備する余裕もなく厳しい取材を受けました。富山県総務部長の時に年に4回お詫びの記者会見をしたことは、いろんなところで話しています。これは、厳しい修行の場になりました。

しかし、記者たちに理解してもらわないと、その後ろにいる国民には伝わらないと思い、記者たちと付き合いをするようになりました、地方分権改革や三位一体改革の頃は、記者さんたちと頻繁に意見交換をしたものです。
今の私があるのは、記者たちに鍛えてもらったからですね。感謝しなければなりません。

皆さん、熱心に聞いてくれます。質問も多く、毎回、時間を超過しました。彼ら彼女らにとって、「珍しい動物」なのかもしれませんね。
質問に対する補足です。最近の発言は、次のページをご覧ください。「新聞記事など
2024年

「病院の経営を考える会」講演記録

2024年11月に行った「病院の経営を考える会」の講演記録が、印刷物になり、インターネットでも見ることができるようになりました。「第25回 病院の経営を考える会」「MCHニュース

今回の「考える会」は、第一部が「次世代に向けた持続的な医療のあり方」で、第二部が「災害からの復興と創造」です。

エム・シー・ヘルスケア株式会社は、三菱商事の子会社で、いろいろと社会に役立つことをやっておられるようです。

クウェート国幹部研修

今日は、クウェート国行政官リーダーシップ研修の講師に行ってきました。クウェート政府の各省事務次官級など8人が参加しました。日本国際協力センターが実施しています。
場所は、東京臨海広域防災公園(防災体験学習施設そなエリア東京)です。施設の視察の後、私が大災害が起きた際の対応をお話ししました。

地震や津波のない国ですので、その説明から入りました。興味を持って聞いてもらえたようです。
「政治家からさまざまな要望が寄せられ、それを断ることも重要な役割だった。役人にとって政治家からの要望を断ることは難しい」と話したら、皆さん苦笑しながら頷いておられました。

大震災の際には、クウェートから巨額の支援をいただきました。三陸鉄道では、その印をつけた車両が走っています。講義の冒頭にその写真を写して、御礼を述べました。クウェートの国旗に緑が一番上に使われているので(砂漠の国では緑は価値があるのでしょうか)、敬意を表して緑色のネクタイをしていきました。