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日記

2007.06.18

今日は、田村元交付税課長(平成3~5年)を囲む会に、行ってきました。当時、私は課長補佐でした。ふるさと創生、ゴールドプラン(介護)、公共投資基本計画430兆円、景気対策としての地方単独事業追加などなど。次々と仕事が増え、職員には苦労をかけました。国会質問も多く、交付税法の審議に、それぞれの院で1週間以上かかりました。パソコンもワープロもない時代です。
ひとしきり、当時の部下から、つるし上げを食らいました。うーん、毎回ですね。今となっては、懐かしい思い出です。そんなに忙しかったのに、「地方交付税」を連載していたのも、このころです。元部下の談、「最近、HPは面白くないですね」。ごめん、いろいろ難しいことがあって、言いたいことのすべては書けないのよ、西川君。

科学の伝道師

鎌田浩毅京都大学教授が、TVで火山の話をされます。日本テレビ系列番組「世界一受けたい授業」、6月16日(土)夜7:57~8:54です。2時限目理科、Drボルケーノ 鎌田浩毅先生「もしも富士山が噴火したら!日本では100以上の火山が活動していた」です。先生は、このHPでも紹介した「科学の伝道師」です。伝道師仲間として、おつきあいさせてもらっています。もっとも、鎌田先生は本格的伝道師で、私は伝道師見習いです。

2007.06.08

玄関の夏椿は盛りを迎え、毎朝30も40もの花を咲かせています。きれいなものですね。毎晩、それだけの花が散って、つぼみも残り少なくなってきました。本業は、「骨太の方針」決定に向けて、作業が続いています。再チャレンジも、いろいろやっているのですがね。副業では、明日、久しぶりに大学で講義です。また、再チャレンジに関する原稿を執筆中です。乞うご期待。

眼の誕生

眼の誕生―カンブリア紀大進化の謎を解く」アンドリュー・パーカー著(草思社、2006年)が、面白かったです。
35億年の生物の歴史で、5億4300万年前・カンブリア紀に、なぜ生物が爆発的に進化したのか。NHKテレビでも紹介された、あのバージェス頁岩の奇妙な動物たちです。この本は、その理由を「眼の誕生」、すなわち光を感覚としたことにあるとしています。それまでは、近づいてくる食物を食べていたのが、目を手に入れることで、目標を見分けることができるようになったのです。すると、食われる方も身を守る必要ができ、まさに食うか食われるかの闘いが始まりました。攻撃と防御の「軍拡競争」が始まったのです。軍拡競争から逃れ、身を隠す生物も出ました。
学会でどこまで賛成を得られているのか知りませんが、なるほどねえと、納得しました。このような本は、寝る前に布団の中で読むのですが、楽しく読めます。それに比べ、本業の本・副業の本は、なかなか進みません。