カテゴリー別アーカイブ: 日記

日記

実物のガラパゴスゾウガメ

今日は、上野の科学博物館へ、「ダーウィン展」を見にいってきました。ガラパゴスゾウガメに会いにです。先日書いた文章に使わせてもらったので、お目にかかるべきだと思って。
もっともこの亀は、上野動物園から出張してきた亀さんです。大きいですね。75歳だそうです。まぶたを動かすほかは、じっとしていました。大物の風格です。向こうは、私のことを「このおっさん、何しに来たんだろう」と見てたんでしょうかね。
イグアナもいましたが、グリーンイグアナでした。ウミ(海)イグアナは写真と剥製でした。陸上での競争に敗れ、海に活路を見いだしたウミイグアナを、私は尊敬しています。人類も猿との競争に負けて、食物豊富で安全な森を追われたのでしょうね。でも、それが今日の繁栄になったのです。保守本流も環境が変わると、生きていけなくなります。その時に生き残るのは、片隅で生きていていた革新派でしょう。もっとも、隅で生きていたものがすべて、次の時代に繁栄するわけではないのですが。
たくさんのちびっ子たちと一緒に、見てきました。私も子供が小さかった頃は、科学博物館に良く行ったのですが、今日は久しぶりでした。記念に、ガラパゴスゾウガメの絵はがきを、買って帰りました。模型もあったのですが、飾るところがないし。後輩にプレゼントすると、しかられますしね。
博物館は実物の大きさが実感できますが、勉強となるとNHKの科学番組、例えば「ダーウィンが来た」には、かないませんね。

椿の剪定

昨日は大学のほか、夕方には結婚式でスピーチ。今日、ようやく時間が取れたので、たまっていた新聞切り抜きや資料を整理しました。
その後、椿と夏ツバキの木を剪定。植えて2年間は、ほぼ自由に伸ばしました。もっと自由に伸ばしてやりたいのですが、空間が狭いことと、あまりに小枝がはびこってしまったので。先週、庭木の好きな父が上京したので、アドバイスをもらって、はさみを入れました。椿はあまり切りすぎるな、と書いてあるのですが。少し切りすぎたかな。

官僚ガラパゴス論

今日、官庁とつきあいのある民間の人から、「岡本さんのガラパゴス論、あの通りですよ」と指摘されました。「官僚は、本当に改革する気があるのですかね」と。
また放課後は、若手職員から「ガラパゴス論に反論する会」に招待され(呼び出され)、行ってきました。
・・あれは厳しすぎる。私たちは頑張っているのに、世間は理解してくれない。公務員にもいろいろいて、ガラパゴスよりひどいシーラカンス(進化を止めた動物)もいる、などなど。
でも、お酒が入ったので、議論は集約されず。次回に持ち越しになりました。
F君、S君、その批判を論文に書いてください。愚痴を言っているだけでは、変わりませんよ。

大学の同窓会

今日は、大学の同窓会でした。1973年東京大学入学、文科Ⅰ類・Ⅱ類16組フランス語クラスです。文一(ほぼ法学部へ)32人、文二(ほぼ経済学部へ)19人、合計51人。うち連絡がついたのが37人、出席は28人です。初めて会ったのは35年前でした。前回の同窓会から、20年ぶりです。幹事が、頑張って設営してしてくれました。感謝。
みんな、いいおじさん、おばさん(失礼)になっています。お孫さんがいる人も。そうですよね、子供たちが、僕たちが入学した時より歳を取っているのですから。でも、会うと、思い出すことができるのですよね。中には、顔と名前が一致しない人も。もともと授業に出ていなかったので、わからない人もいますが。
公務員、弁護士、裁判官、銀行、生損保、メーカーなどなど。それぞれに活躍していますが、近況報告を聞くと、30年間の業界の移り変わりを、見せてくれます。入った会社が、そのまま続いていることは珍しいですね。会社がつぶれて、別の会社で社長になっている人も。有名人もいますが、名前は伏せましょう。「東大生のその後」という、週刊誌記事にはなるでしょうが。
仕事で苦労している話の他に、大病を患った話、薬を飲んでいる話、子供の自慢話など、年齢相応の話が続きました。

ゴールデンウイーク

ゴールデンウイークも、終わりましたね。私は、4月28日はお休みをいただいて、前半4連休。もっとも、初日は大学で授業でした。途中の3日間も休みたかったのですが、しっかり仕事が入りました。そして、後半4連休でした。キョーコさんのお供で外出、友人と屋外競技、美術館や散歩に行った他は、原稿書きにいそしみました。
その甲斐があって、第3章第3節が、予想以上に進みました。気分が乗ると、進みますねえ。でも、連休中に読もうと思っていた本は読めず、チューリップの後のプランター片付けも進まず。何か一つをするということは、別の何かができない・あきらめるということですね。
何度も書いていますが、若い時は、もっと時間があったような気がします。歳を取るにつれて、好奇心がさらに増え、時間がなくなっているように感じます。もっと時間が欲しいです。とはいえ、夜遅くまで取り組む気力もなく。