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2006.04.13

今日から、一橋大学での講義2006年度が始まりました。講義の進め方を説明したあと、第1章として三位一体改革の解説から始めました。30人近くの参加者がいて、びっくりしました。まあ、来週には減っていると思いますが。配付資料が足らなくって、増し刷りしてもらいました。この資料が、私の売りの一つなんです。あれだけの資料を作るのには、大変な労力がかかっているんですよ。
今日は、午後にある研修会で1時間15分しゃべった後だったので、講義が終わった19:30には、さすがにへとへとでした。ダブルヘッダーはきついです。

書斎と椅子

ささやかな書斎を造ったので、椅子を探していました。机は、建築士さんと相談して、窓際2辺に、天板を70cmの高さに造りつけてもらいました。すなわち、L字型の長いテーブルになっています。書き物と読書用の部分、パソコンのコーナー、あとは書類を整理する(実態は載せておくだけの)スペースにと、かなり重宝しています。
問題は、それに合う椅子です。事務・書斎用の椅子は、いまやあの金属や合成樹脂でできた空気バネの椅子ばかりです。これは結構場所を取るし、重たいのです。僕のほしいのは、木製で重たくないもの、そして長時間座っていても疲れないものです。背もたれが、リクライニングになる必要はありません。家具屋をめぐったり、インターネットで探しましたが、なかなか見つかりません。木製の椅子はたくさんありますが、食堂用ばかりです。それらは、肘掛けがついていません。4人用の食卓と椅子のセットでは、肘掛けがあると立ったり座ったりするときにじゃまなんだそうです。
ようやく、見つけました。「セディエホリウチ」というお店の、「長時間座っても疲れない肘付き曲げ木イス」です。高さも、テーブルに合わせ、また肘掛けがテーブルの下はいる(しまっておける)高さにしてもらいました。色も、お店とメールのやりとりをして、決めました。こんな点は便利ですね。今日届いたので、これから座り心地を試してみます。しばらく使ってみないとわかりませんが、今使っているパソコン用事務椅子とは、座り心地は格段に違うようです。

講義の準備

13日から、一橋大学での講義2006年度が始まります。昨年は集中講義でしたが、4日間連続して毎日4コマしゃべるのは大変でした。今年は、週1回4か月にしてもらいました。
準備は大変なんですよ。レジュメ、資料、時間配分計画等々。現在の職場は国会開会中で忙しく、土曜日曜しか時間がとれなくて。「知っていること」と「それをしゃべること」の間には、大きな違いがあります。そして、「しゃべること」と「相手に興味を持ってもらい理解してもらうこと」との間には、さらに違いがあります。授業の場合は、生徒さんの知識や関心の程度を把握する必要があります。2~3回ぐらいはかかるんですよね、コミュニケーションがとれるまでには。

拙著の検索

インターネットによって、どんどん便利になりますね。書店による在庫照会システムは、欲しい本の確認を超えて、様々な利用ができます。例えば、ある著者の著作一覧も、簡単に見ることができます。どのような内容かも、ある程度は分かります。よく利用させてもらっています。今までだったら、本屋に行くとか図書館で調べるとか、結構手間暇がかかりましたよね。しかも、全部がそろっているわけではありませんし。
三省堂書店が、共著も含めてたくさん検索できるようです。私のHPには、「著作等」のページの下に、紀伊国屋書店ジュンク堂八重洲ブックセンターなどにリンクを張ってあって、時々自分の本を見ています。「この本屋は僕の本を置いていてくれて良い本屋だ」「この店は売り切れてしまった」とか・・(笑い)。アマゾンの場合は、売り上げランキングも出ます。さらに、古本まで出品されています。拙著「地方交付税-仕組と機能」は出版社に在庫がないようですが、新品と一緒にたくさん古本が出ています。
「うーん、僕の名著を古本屋に売るとは、けしからん奴だ」なんて言っていたら、職員から「古本屋に出るほど売れている、ということじゃないんですか」と、慰められました。