昨日は幹部科78人、今日は危険物科34人の、入校式がありました。静かだった学校が、にぎやかになります。来週は、上級幹部科と予防科の学生が、入校していきます。私も、校長講話や地方自治の講義があり、その準備が忙しくなりました。もちろん、通常の管理業務もあります。
校長って、もう少し時間に余裕があると思っていたのですが、なかなかそうはいきませんね。
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美術館巡り
今日は上野の博物館へ。まずは、東京芸大美術館で、絹谷幸二先生の記念展覧会。先日このHPでも紹介しましたが、まだ行けていなかったので。先生の、色彩の爆発だとも思える絵は、見る人に元気を与えてくれます。中には、私の理解を超えた表現もありますが。
続いて、東京国立博物館の土偶展に。数は多くありませんが、有名な、また典型的な土偶が、並んでいます。3000年前の人たちは、何を考えて、これを作っていたのでしょうね。そもそも、何に使っていたのでしょうか。
幼稚な形の人形なら、「文明が進んでいなかったんだなあ」と、決めつけることができるのですが。多くは、とても洗練された表現です。あのデフォルメは、どうして出てきたのでしょうか。
今回の展示は、土偶の後ろからも、見ることができるようになっていました。それで気づいたのですが、顔が頭から突きだしていたり、仮面をかぶっていると思われるのは、なぜでしょうか。頭の後ろに、きれいな穴が空いているのは、ひもを通したのでしょうか。
本館でいくつか展示を見た後、ミュージアムシアターで、「洛中洛外図屏風、舟木本」を見せてもらいました。画面は鮮明、解説付きで、良くわかりました。こんなのが、インターネットで見ることができれば、うれしいのですがね。あらすじは、HPで見ることができます。
神戸市出初め式
今日は、神戸市の出初め式に行ってきました。ちびっこ消防隊の演技や、救助訓練、和太鼓に合わせた放水など、見学に来た市民を飽きさせない演出でした。
井戸知事や矢田市長さんとも、久しぶりにお話しすることができました。神戸は17日に、震災から15年を迎えます。私は当時、富山県総務部長でした。中沖知事のお供をして、お見舞いと視察に行きました。倒れたビルや高速道路、悲惨な被災地の状況を見て、いつになったら復旧するのだろうと思ったことを、覚えています。今や、街はすっかりきれいになって、傷跡は見えません。建物やインフラの修復は早かったと、知事からも教えていただきました。
震災を教訓に、国や地方団体での危機管理や震災対策は、大きく進みました。市民の防災意識も、高いです。しかし、住民の3分の1は、震災を知らない人になったそうです。意識の維持が、これからの課題になります。
安全を見越して、前日から神戸に入りました。新幹線とホテルで、自分の時間が持てました。ゆっくりと原稿書きや、考え事の整理ができました。前の職場では、このような時も、自分の時間を持てませんでしたから。