原稿執筆。気分が乗るとき、ひらめくとき

若いときは、いつでもどこでも原稿を書くことができました。馬力があったということでしょう。新幹線の中や帰宅の電車でも座れたときに、鞄の上に原稿用紙を広げたりパソコンを出して加筆しました。締め切りが迫っていたという事情もあったのでしょうね。だんだんと、場所と時間を選ぶようになりました。というか、気分が乗らないと、書けなくなりました。

ところが、ひょんな時に、書こうという気になることがあります。
先日も、異業種交流会の帰り道に、頭がさえてひらめきました。地下鉄に座ることができたので、原稿を取り出し、赤のボールペンで思いついたことをメモ書きしました。しかも、降りる駅を乗り越すぐらい、熱中していたのです。
翌朝に見ると、そのメモ書きが理解できました。早速、文章にして加筆しました。

不思議ですねえ。深酒をすると、いろいろ思いつくことがありますが、酔いが覚めると、ほぼ使い物になりません。その日は、適度に酔っていたのでしょう。