間近で見た平成の政権交代、その2

間近で見た平成の政権交代」の続きです。

平成21年(2009年)8月、自民党が選挙に負け、9月に民主党政権になりました。
私は、麻生太郎内閣で総理秘書官を務めていました。総理の(総裁としての)選挙遊説にもお供しました。総理秘書官は、大臣秘書官事務取扱と違い特別職なので、政治活動ができます。間近で、政権交代を見ることができました。

政権交代で総理秘書官をやめ、消防大学校長の後、自治大学校長を勤めていました。平成23年3月に東日本大震災が起き、総理官邸に呼び出されて、被災者支援本部で働くことになりました。民主党政権の下でです。
菅総理と一緒にヘリコプターに乗って(座席が向かい合わせです)被災地に入るのは、なんともいえない気分でした。が、これも仕事です。

政権交代の時、私は54歳、大震災の時は56歳でした。10年前と8年前の出来事です。
官僚にも、こんな経験があるという話です。
(夏休みで、ホームページ作成ソフトを見ていると、かつて書いてあった書きかけ記事をたくさん発見しました。順次、掲載します。特段の意図はありません。)