岩手県が、復興に関する県民意識調査を、毎年1回実施しています。平成28年1月~2月に実施した結果が、発表されました。
それによると、県全体の復旧・復興の実感について「遅れている、やや遅れている」は47%で、昨年の54%から7ポイント減り、半数を割りました。25年は72%でしたから、かなり減少しています。他方で、「進んでいる、やや進んでいる」は25%で、昨年の21%から上昇しています。
地域別では、「遅れている、やや遅れている」は、沿岸北部が31%、沿岸南部が48%で、被害の大きさに比例しています。もっとも、内陸部は被害が少なかったのに、48%です。