カテゴリー別アーカイブ: 生き方

生き様-生き方

2006.10.2

10月になり、官庁では衣替えです。と言っても、男性だけですが。クールビズから、ネクタイ姿になりました。クールビズは、すっかり定着しました。小泉改革の中で、最も評価の高いことの一つだと、私は考えています。「服装くらい、自分で決めればいいじゃないか」と思われるでしょうが、公の場では目上の人の前に、ノーネクタイでは出て行きにくいものです。上の人から変えてもらわないと。私のように、スーツでない=ジャケットと違う色のズボンの組み合わせだけで、「あんたはスーツ着ないのか」と聞かれる職場、商売ですから。

何を捨てるか

友人とのやりとりで、「全勝は、夏休みといっても、出かけて遊ぶとかゆっくり何もしないとか、できないのか」と指摘されました。はい。どうも貧乏人で、ゆとりある遊び方を知らないようです。職場では、時間の使い方が上手だと自慢しているのですが、プライベートではだめですね。何もしない休日とか、旅行してのんびりなんかは、できないようです。間違いなく、原稿か本を持ち込みますね。くたびれて寝ていることは、しばしばありますが。
子供の時、若いときは、そうでもなかったような気がします。年を取ってからの方が、いろんなことに追われているようです。手を広げすぎですね。何かを切り捨てないと、虻蜂取らずになってしまいます。本棚といい、自由時間といい、まだまだ切り捨てないといけないようです。
といったことを考えていたら、15日の日経新聞「地球回覧」に、夏休みに食事中、傍らに置いた携帯電話+携帯パソコンに何度もメールが送られてくるアメリカ企業の役員の話が載っていました。「毎日、仕事なのか休みなのか区分けが難しい。寝るとき以外は、常に仕事に追われている気がする」。もっとも、この人たちは仕事に追われているのであって、私の場合は仕事ではなく、自分で好奇心、副業を広げているのです。そして、彼らは数年で巨万の富を築くのに対し、こちらはお金は使うばかり。全然違いますね。

 

働く高齢者

6月30日に、2005年の国勢調査抽出速報が出ました。昨日の続きです。もう一つのポイントは、働く高齢者が22%だということです。日本はヨーロッパ先進諸国に比べ、異常に高いのです。フランス1.2、ドイツ2.9、イタリア3.4で、アメリカが14.4です。一様に、「諸外国では、仕事以外の人生の楽しみを見いだしている」と解説しています。それもあるのでしょう。また、「健康なうちは働かないと、怠け者に見られる」という説もあります。このほかに、「仕事が生き甲斐だ」「自分の居場所を確保したい」ということもあるでしょう。私の父がそうです。「もう隠居したら」という私の意見に、耳を貸そうとしません。家族も「仕事を取ったら、おじいちゃんはぼけてしまう」と言っています。
私も、労働とはいいませんが、元気なうちは社会に役立ちたいです。隠居という言葉にもあこがれているのですが。庭のない住まい、地域コミュニティに参加していない身としては、退職後、生き甲斐をどこに見いだすか。それが問題です。職員からは、「課長。退職後、福本補佐と一緒に職場に顔を出さないでくださいよ」とか「福本補佐と飲んでから、職員を呼び出さないでください」「昔の自慢話をしないでください。絶対するでしょ」と、今から防御線を張られています。

中高年の楽器入門

20日の日経新聞「セカンドステージ」に、「あこがれの音色、挑む50代」「売れる楽器、教室も盛況」が載っていました。「ピアノ、サックス、バイオリンなど誰もがあこがれる楽器の演奏や弾き語り。・・挑戦する中高年が増えてきた。50代からの楽器入門を・・」。
へっへへ、小生は11年前、39歳でフルートを始めました(表紙の似顔絵)。最初はヤマハ音楽教室に通って、ごくごく基礎を教えてもらいました。しかしその後、記事の中にあるように、やはり独学では上達しませんでした。富山でグループに入れてもらって、少しはましになりました(本人にとっては長足の進歩です)。その後、東京に戻ってまた一人になり、時間もとれなくて退歩の一途をたどっています。
記事の中に、「楽器別人間学」が表になっていました。フルートは、クールでどことなくクリスタルなイメージ。トロンボーンは、飲んべえ多し、のんきなタイプで誰からも愛される、などなど。うーん、当たっているような、そうでないような。他の楽器も載っているので、ご覧下さい。

ニワトリの幸せ

東京大学出版会PR誌「UP」8月号に、佐藤衆介東北大学教授が「動物たちの『幸せ』とはなにか」を書いておられます。「空調が利いた室内で、餌や水が目の前にあり、糞をしても金網床のために下に落ち衛生的である飼い方と、日陰と日向が混在するため暑さ寒さに対応して場所を自ら選択しなければならず、土間にワラが敷かれ、その上から餌がまかれることで探さなければ餌をとれない屋外飼育をニワトリに選択させた。すると、ニワトリは後者を選んだ」
「前者の飼育環境で長期間飼うと、つつき行動が仲間のニワトリに向けられ、時には相手を傷つけたり・・・。眠りは浅く、運動不足で骨軟化症や骨粗しょう症が多発する。刺激の少ない環境のせいか、ちょっとした刺激に過剰に反応し、ストレスホルモンのひとつである血中コルチコステロイド量が急上昇する」
われらサラリーマンも、身につまされます・・。