カテゴリー別アーカイブ: 仕事の仕方

生き様-仕事の仕方

職員からの攻撃に反撃する

今日は仕事場へ。先週、職員に「日曜に出勤するから、用事があったら、メールを入れるか、机の上に置いておいて」と言っておいたら、まあ、たまっていること。ちょうど出勤していた若手職員がいたので、この2人を捕まえて、手伝ってもらいました。T君、O君、ありがとう。
明日必要な案件については、遂に、担当職員の携帯電話に指示を出し、やりとりをして片付けました。電話の向こうでは、いろんな「背景音」が聞こえました。ごめん、楽しんでいるところにまで、メールや電話をして。
それ以外の職員も、明日出勤してパソコンを開けたら、あるいは椅子の上を見たら、私からの指示がたくさん返ってきているはずです(苦笑)。これまた、ごめん。しばらく、新大臣に相談することや、行事がたくさん続くのです。

3連続出張

これで、3日連続で東北新幹線に乗り、3日連続で昼は駅弁です。このようなときの必需品は、ウエットティッシュ(汗をかく)、ハンドタオル、歯ブラシ(昼食後の歯磨き)です。
大臣出張の新幹線の中(隣の席)で、全く分野の違う方に話しかけられ、名刺を交換しました。新幹線グリーン車の中で、みなさんくつろいでおられるのに、隣の男は書類にペンを走らせ、前の方の座席に行ってはなにやら話している。その人の周りには、黒服の男たちが取り囲んでいる・・。変な奴だと思われたのでしょうね(笑い)。「失礼ですが、おたくさんは、どのようなご職業ですか」と、話しかけてこられます。「復興やってます。前の方にお座りは、大臣です」と答えると、「頑張ってください」と言ってくださいました(例えば彫鍛金工芸家フルーティスト)。
月曜日もまた、大臣のお供をして宮城県視察の予定です。

インターネットによる攻撃

政府機関を狙ったインターネットによる攻撃が、さらに激しくなっているようです。さまざまな対応がされています。復興庁でも、一定のルールで、外から来たメールを「隔離」する仕組みを入れています。今日の会話です。私の携帯電話が鳴りました。
職員H「見てもらいたい資料があるので、私の自宅からメールで、岡本統括官の自宅と職場のパソコンに送りました。職場にも着いていますよね」
この職員は、私の行動をよく知っています(笑い)。
全勝「今見ているけど、職場のパソコンに着いていないよ。アドレスを確認してみて」
職員H「まちがいないです。なぜでしょうね。じゃあ、家に帰って、自宅のパソコンで見てください。対応は、月曜日で良いので」
全勝「了解・・・ちょっと待って。あなたからのメールは、迷惑メールと認識されて、隔離されているのかも」
確認したところ、やはりそうでした。受け取り拒否を解除して、読むことができました。
少々面倒ですが、安全を守るためには、仕方ないことです。でも、個人の自宅のパソコンは、ここまで厳重に警戒していませんよね。ウイルス対策ソフトは、入れてありますが。先日届いた見知らぬ方からのメールに、添付ファイルが付いていました。怖いので、ファイルを開かずに対応しました。

なぜかしら忙しい毎日、仕事が整理できる休日

今週も、怒濤の1週間が終わりました。いつの間にか、7月も終わっています。毎日、忙しく仕事をさせてもらっているので、それなりには充実しているのですが。「はて、今週は何をしたっけ」、「今月は、何を終わらせたかな」と悩んでしまいます。手帳を見なおして、「こんなことをしていたんだ」と納得。
大きな1つの仕事なら、どこまで進んだかが、わかりやすいのですが。私の立場は、たくさんの部下から、いろいろと相談が来るので、たくさんのことが同時進行で、しかも中途半端になります。そして、てんでばらばらな仕事と資料がたまります。テーマ別に半封筒に書類を入れて整理しているのですが、別に「近日中に片付けるもの」という雑多な案件を入れる半封筒があります。これが、くせ者です。
ここのところ昼間は、会議出席や相談を受けることが多くて忙しく(放課後も、もちろん。笑い)、資料が山のようにたまっていました。今日土曜日は、じっくりと片付けることができました。この1週間で片付けた書類を捨てて、「近日中に片付けるもの」の封筒は軽くなりました。また、私の部屋も、かなり軽くなったはずです。例によって、数センチ浮き上がったでしょう。
久しぶりに、お香を焚いて、ゆったりと仕事ができました。いろいろ次の段取りを考えてとか。もちろん、全ては片付かず、まだまだ仕事は残っています。いつも、同じことを書いています(反省)。
職場には、何人かの職員が出勤して、仕事をしていました。申し訳ないです。

サラリーマンの出世術

朝日新聞6月27日オピニオン欄「あなたは生き残れるか」から。小宮一慶さん(経済コンサルタント)の発言。
・・私が就職した銀行も、競争が厳しい世界でした。スタートは一斉でも、少しずつ出世の階段を上る速度に差が生じてきます。その差に嫉妬し、何が何でも出世しようとする人も出てくる。
しかし、嫉妬深い人が出世を続けるのには、限界があります。猜疑心が強いため、周りの人の心が離れていくからです。生き残りのカギは、人生の指針になる価値観に支えられた「志」があるかにかかっています。それがあれば、嫉妬され、足を引っ張られても「くだらない」と平常心で乗り越えられます・・
・・志がない人は上司や取引先に見抜かれ、淘汰される可能性が高い。ただ、トップの座を争う局面では、志を持った者同士がぶつかりあう権力闘争に発展することが多い。ある上場企業では、新社長が就任直後に組織変更を断行。ライバルがいた所属部門を他部門に吸収させ、事実上の失脚に追い込みました。
権力を持てないと、志を実現する機会も失われます。水戸黄門も「天下の副将軍」でなければ悪代官に捕縛され、物語はそこで終わりでしょ。出世の階段で最後に待っているのは、権力の不条理劇であることをサラリーマンは忘れてはいけません・・
後の二人も、共通することをおっしゃっています。原文をお読みください。出世欲(権力欲)だけでは出世できず、正論だけでは出世できません。正義感に燃えている若者諸君、残念ですが、世の中はそうなっているのです。しかし、神様は見てくださっていると思います。