和歌山県で震災対応の講演

今日は、和歌山県市町村長防災研修会の講師に行ってきました。
和歌山県と奈良県(十津川)は7年前に豪雨による大きな被害を受けました。また、南海トラフによる巨大津波が予想されています。そこで、このような研修をしておられるようです。知事を含め、130人の方が熱心に聞いてくださいました。
災害は一つひとつ内容が違うので、これが定番の防災・救助・復興だというものはありません。しかし、経験しておくことや、経験談を聞くことはとても重要です。
和歌山県は、今回の西日本での豪雨災害についても、広島県に職員を送って応援するとともに、学ばせておられます。7年前に大災害を経験しておられますが、7年経つと、職員も異動しています。記憶を新たにする必要があるのです。

今日は、新幹線で新大阪まで2時間半、そこから特急で、和歌山市まで1時間の道のりでした。帰りも同じです。
慶應大学の期末試験の採点が残っているので、100枚持ち込んで、行きと帰りの新幹線でせっせと採点に励みました。
新幹線の中は、邪魔が入らないのではかどります。少々揺れることと、周りは夏休みの旅行客が多く「私は何でこんなことをしているんだ」と疑問がわくことが、欠点ですが(苦笑)。
昨日は富山へ、明日は福島です。