月刊『地方財政』4月号(地方財務協会)に、拙稿「平成15年度地方交付税法の改正と最近の議論について」が載りました。今年度の地方交付税の改正(留保財源率の引き上げ・三位一体改革の芽だし、国会での議論)と、最近の交付税をめぐる議論を解説しました。三位一体改革と財源保障の必要性、財源不足、市町村合併と交付税について述べてあります。拙著「地方財政改革論議」の続きです。地方財政関係者に読んでいただきたいと思います。
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連載完結
平成14年度東大大学院での講義を加筆して連載していた「地方自治50年の成果と課題」が、4月28日号で完結しました。連載は、30回、延べ200ページを超える「力作」になりました。これまでの地方行政の解説書とは違うものを目指し、かつ「好きなこと」を書きました。いろんな人から「面白い」とほめていただきました。ありがとうございました。でも、あれだけのものを、わかりやすく書くのは「大変なのです」よ。
三位一体始動
4月1日の経済財政諮問会議で、総理から三位一体について、「ハッパがかかり」ました。翌日、財務大臣が「うそつき」と発言する事件がありました。議事録にリンクを張っておきました。
新川文化ホール
5月24日(土)に、富山県魚津市の新川(にいかわ)文化ホールで『佐藤しのぶソプラノリサイタル』が開かれます。「新川ムジーク・フラウエン」10周年記念です。1995年の佐藤しのぶコンサートの後、料理屋でのうちあげの際、佐藤しのぶさんの前で、フルートを吹きました。佐藤さんは、笑っておられました。残念ながら、日本を代表するソプラノとの合奏とはなりませんでしたが(笑い)。
魚津は5万人の小さな市ですが、いろんな地域活動の活発な、すばらしい町です。ムジーク・フラウエンは、地域の女性による音楽愛好会、文化ホールの応援隊です。私も、新川文化ホールの応援団を自認しています(何度か、フルートを吹かせてもらったことへの感謝も込めて)。佐藤しのぶさんのファンの方、そのほか時間のある方は、ぜひどうぞ。