カテゴリー別アーカイブ: 日記

日記

新著の編集

2002年度の東大講義録「地方自治50年の成果と課題」の出版準備をしています。原稿をゲラにしたところ、本文だけで450ページになりました。図表などを入れると、500ページを超えます。編集者曰く、「地方自治関係者がいかにお金持ちでも、買ってもらえませんね」泣く泣く3割カットをしています。

地方財政図書

霞ヶ関の政府刊行物センターをのぞいたら、レジの横に「地方財政関係図書」コーナーが作られていました。拙著も平積みされてました。関心が高いということでしょう。でも、売れているのかなあ。

今年の交付税

月刊『地方財政』4月号(地方財務協会)に、拙稿「平成15年度地方交付税法の改正と最近の議論について」が載りました。今年度の地方交付税の改正(留保財源率の引き上げ・三位一体改革の芽だし、国会での議論)と、最近の交付税をめぐる議論を解説しました。三位一体改革と財源保障の必要性、財源不足、市町村合併と交付税について述べてあります。拙著「地方財政改革論議」の続きです。地方財政関係者に読んでいただきたいと思います。

投稿のおすすめ

月刊『地方財務』(ぎょうせい刊)3月号・4月号に、向井文雄氏の「分都型合併の研究」が連載されています。旧市町村の役場に、機能を分散(残す)ことで、各地区の活力を残そうとするものです。「合併すると、吸収された町村がさびれる」とご心配の方は、是非お読み下さい。向井氏は、富山県職員です。彼の論文が目に付いたので、「斡旋」しました。
皆さんも、論文を書かれたら、『地方財務』編集局に「投稿」してみませんか?書いて残すことは、重要だと思います。富山県には、職員が書く「
デルクイ」という政策情報誌があります。せっかくの良いアイデアを酒飲み話に終わらせず、みんなに読んでもらい、役に立てましょう。