読者から、お便りをいただきました。自治体の課長さんです。一部改変してあります。
・・・今週の明るい公務員講座「脱皮が必要」は耳が痛かったです。
私は課長3年目で、以前も補佐として2年在席していたので、課内では一番詳しくなりました。ついついプレーヤーとして参戦してしまいます。ヒトを相手にするよりモノを相手にする方が楽で楽しいですから。
今号を読んで”脱皮”すべく頑張ってまいります。まずは我慢することですかね・・・
早く気付いてよかったですね。私も、自分の失敗を反省して、この原稿を書いているのですから。笑いと反省。
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明るい公務員講座
明るい公務員講座・中級編、3
『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」第3回10月24日「管理職になるには脱皮が必要」が発行されました。優秀な係長が、よい課長にならない場合があります。あなたの周りにもいませんか。鬼軍曹は、課長には向いていないのです。一人でばりばり仕事をすることと、職員を使ってよい成果を出すことは、別の能力です。課長になるには、青虫からチョウチョになるように、脱皮が必要なのです。内容は、次の通り。
管理職の二つの役割、モノを相手にすることとヒトを相手にすることと、優秀な係長がよい課長にならない理由、課長になるには脱皮が必要、名選手は必ずしも名コーチにならない。
明るい公務員講座、お役に立ちました
ある自治体職員の方から、「連載『明るい地方公務員講座』を読んで、助かりました」とのお便りをいただきました。お便りからの抜粋です(原文を少し改変してあります)。
・・・仕事が忙しく、少し体調を崩しました。仕事への取り組み方、人間関係、いろいろ不安や悩みもありました。
ちょうど「明るい公務員講座」の連載が始まりました。この連載を読んで、「あの岡本さんでも悩んでいたんだ」と思うと、気持ちがとても楽になりました・・・とのことです。
・・・「超勤をたくさんしている職員が優秀な職員だ」といった幻想にとらわれていましたが、今は、どうやったら効率的に業務を片付けられるか、忙しい上司をどうやったら上手く納得させられるかを考えるようになりました・・・とも。
うれしいですね、拙稿が少しでもお役に立てば。
皆さん、いろいろなことで、悩んでいるんですよね。本人にとっては、とても重大なことなのですが、経験した者からすると、「な~んだ、そんなこと」と言えるのです。私も悩んで、ここまでたどり着きました。連載は、その反省と学習の記録です。(2016年10月20日)
明るい公務員講座・中級編、2
『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」第2回10月17日「気持ちよく仕事ができる職場」が発行されました。第1回は「こんな上司になってはいけませんよ」という例を示しました。今回は、良い上司の要素をお教えします。内容は、次の通り。
いつもニコニコ明るい上司、部下は聞いてもらいたい、接客のプロ、風通しの良い職場をつくる、不都合なことを早く報告してもらう、失敗を申告しやすい雰囲気、部下の悩みに気付く、大部屋と個室。
明るい公務員講座、単行本へ
9月まで連載した「明るい公務員講座」(初級編)を、本にする作業をしています。編集部からは、8月には原案のゲラをもらっていたのですが。本業のほかに、毎晩の異業種交流会、さらには休日の出番も多く、なかなか時間がとれませんでした。
中級編の構成に悩んでいたことも、着手を遅らせました。こちらは、見切り発車し、次の原稿は粗々のままで、右筆に預けて・・。
9月下旬から、中級編執筆と並行して、ゲラに手を入れ始めました。ホテルやら新幹線中やら・・・。そんなときに限って、ボールペンの赤のインクが切れたり。涙ぐましい努力です。笑い。今日、ひとまず初稿に手を入れて、編集部に返しました。
35回の連載をそのまま本にすると、とてつもない分量になるので、まずは分量を削減。そのために、削除する項目を選び、残った項目を並び替えます。そして、文章をそぎ落とし・・。結構、手間がかかります。それでも、「まだ、本にならないのですか」と催促する人がいます。もう少しお待ちください。(2016年10月7日)