投稿者アーカイブ:岡本全勝

特別会計余剰金

2008年9月5日   岡本全勝
東大出版会PR誌『UP』9月号に、醍醐聡教授が、「増税なき増収財源としての特別会計余剰金」を書いておられます。これまで「埋蔵金」が議論されてきましたが、それは特別会計の積立金です。教授が書いておられるのは、毎年の余剰金=予算計上したけれど使われなかったお金です。
2006年度の特別会計余剰金は51兆円、そのうち翌年度への繰越が42兆円、積立金が7兆円、一般会計繰り入れが2兆円です。翌年への繰越のうち、歳出見合いでの繰越もありますが、それは5兆円、そのうち確定しているのは2兆円です。すると、それを除く繰越金と積立金が、「利用可能」な金額になります。
詳しくは、原文をお読みください。

プロセス管理からパフォーマンス管理へ

2008年9月4日   岡本全勝
9月1日の日経新聞「領空侵犯」は、市川真一さんの「指導要領、根本から見直せ」でした。
・・今の制度の問題は、プロセス管理中心で、パフォーマンス管理ができていないことです。学習指導要領は学年ごとの年間総授業時間数や各教科で何を何時間教えるかなどを、細かく定めています。これがプロセス管理ですが、それで、どんな成果が得られたかを検証するパフォーマンス管理がほとんどない。これでは公教育の問題点や改善策が見えません。
・・最も重要なのは、中教審ではなく文科省が責任を持って、明確な教育目標を設定することです。確かに今も目標らしきことは書いてありますが不十分です。例えば英語教育は外国人とコミュニケーションを取れることが大切なのに、大半の大学生は英会話ができない。英語教育の目標設定や教え方、カリキュラム自体が間違っているのです。
・・総授業時間数や教科の時間配分などのプロセス管理は、地方の裁量に委ねます・・

2008.09.03

2008年9月3日   岡本全勝

今日は、北村亘大阪市大准教授ゼミの、永田町・霞ヶ関勉強会の訪問を受けました。総務省だけでなく、厚労省にも協力をいただきました。また、私の話だけでは面白くないので、国会議員秘書、新聞社政治部記者、通信社記者さんにも、「出演」いただきました。なかなか盛りだくさんの、出し物になりました。関係者の皆さん、ありがとうございました。

無保険の子ども

2008年9月2日   岡本全勝

親が国民保険料を滞納し、保険証を取り上げられると、子どもが無保険の状態になります。お医者さんにかかると、いったん全額自己負担になるので、病院に行かなく・行けなくなります。そのような子供が増えていることが、問題になっています。8月31日の毎日新聞、9月2日の朝日新聞が大きく解説していました。

日本のガバナビリティー

2008年9月2日   岡本全勝
日経新聞2日の夕刊「明日への話題」、小枝至日産自動車相談役の「ガバナビリティーと規制改革」から。
・・日本人は統治能力(ガバナビリティー)が高く、簡単に言えばお上に従順な国民と言われる。この国民性と中央集権的な官僚による国家指導が、第二次大戦後の急速な復興と経済大国になることができた要因の一つと考える。だが、グローバルでの競争力の内容が変化するのに伴い、日本が経済大国として勝ち残るには、この体制の変更が求められている。つまり、国民一人ひとりが自分の頭で考えること、会社で言えばおのおのが独自の戦略をたて自分の責任で実行することが必要である・・