岡本全勝 のすべての投稿

2006.11.05

東京は、良い天気に恵まれた3連休でした。皆さんの地方でも、それぞれに秋が深まっていることと思います。私にとっては、秋は、子どものころの近くの山の紅葉とドングリであり、あぜ道の彼岸花やススキの思い出です。それと、運動会の時の青いミカンですかね。先日、明日香の村長が来られたので、彼岸花を聞いたら、「もうとっくに終わってますがな」と言われました。拙宅の夏椿も、まだらにですが紅葉を始めました。結局今年は、花を咲かせませんでした。来年に期待です。椿の方は、いくつものつぼみを付けています。チューリップの球根を植えるための準備や、この秋の出講の準備で、昨日今日が過ぎてしまいました。

新しい仕事13

4日の朝日新聞別刷りbe-Reportは、「景気拡大と人手不足で企業心理に変化、正社員への道広がるか」でした。最近、正社員の割合が増加に転じ、非正社員の割合が減少に転じました。理由は、景気の拡大、採用を急激に減らしたことの補正、派遣などの人件費が高くなったこと、などのようです。
そして、次のような採用者の声が、紹介されています。「中途採用で経験のある即戦力が取れれば最高だが、そんな人はそうそう入ってこない。ビジネスマナーとやる気が備わっていれば採用というケースが多くなっている」。人材紹介業者の「紹介予定派遣」も、紹介されています。正社員に切り替わることも視野に入れ、派遣社員として数ヶ月試用期間をおく制度です。採用する会社と求職者はもちろん、紹介会社の手数料も高く、みんな得をする仕組みです。

2006.11.03-04

今日の東京は良い天気でした。息子の高校文化祭を見た後、東京国立博物館へ。会員になっているのですが、なかなか行けず、久しぶりです。仏像展とかを見ているうちに、日が傾き、ライトアップが始まりました。法隆寺宝物館前の池など幻想的で、なかなか良いものですね。日本でもこんな良いことが始まっているのです。惜しむらくは、敷地いっぱいに建物を建てたので、せせこましいことと、投光器用の発電機がうるさいことです。
そのうちに、東洋館のベランダを利用して、邦楽の演奏が始まりました。ちょうどその上の空に、十三夜の月がかかり、それも雲間に見え隠れしてなかなかの風情です。建物壁面を利用した光の演出も組み合わせてあるのですが、やはり本物の月にはかないません。気持ちの良い一日でしたが、原稿は進まず。
ところで、狭いと言いましたが、上野の森は大きな文化ゾーンになっています。これは寛永寺の敷地です。明治維新の時、彰義隊などで荒廃したのを、時の政府がこのように利用しました。もう一つ、東京には徳川氏の菩提寺がありました。増上寺です。こちらの方は、昭和の大空襲で大きな被害を受け、その敷地の多くはホテルと東京タワーになりました。この利用方法の差は、明治と昭和の違いでしょうか。

2006.11.02

今週は、4日で1週間が終わりました。私にとっては、この2週間は充実した=大変な毎日でした。知らないうちに、1キロも減量に成功しました。その成果として、再チャレンジの作業も少し先が見えてきました。まだ結果は出ていないのですが、追々、お見せできると思います。というか、そうなることを、期待しています。
まあ、私たちの仕事は、そんなものですね。脚光を浴びるのが仕事でなく、その準備、うまくいくようにするのが仕事です。しかも、実際の仕事は部下職員がしてくれます。室長の仕事は、方向を間違わないこと、方針と期間を示して部下に示すこと、ムダな仕事を職員にさせないこと、トラブルがあると出ていって消火することなどなど。出番が少ない方が良いのですが。組織の立ち上げ時期、今回のように政府の重要政策だと、そうも言っておられません。
今日は、4回も総理官邸に行きました。官邸に着くと、記者さん達に取り囲まれます。「何省の方ですか」、「再チャレンジ室です」。「どちらへ」、「秘書官に説明に」、「どの秘書官にですか」・・・。てなことを聞かれて、エレベータに乗るのです。3回目くらいになると、「またですか」、「はい、顔を覚えてくれてありがとう」(笑い)。
ところで、月刊「現代」に総務省の人事が出ているとのことです。私の名前も出ているそうですが、「えらく取材不足の記事です」と、知人が教えてくれました。だとすると、うれしくないですね。

新しい仕事12

2日の日経新聞「成長を考える」は、「オランダの教訓、多様な雇用を強みに」でした。正社員とその他とで大きな差がついていたオランダが、雇用市場改革をして、正社員と非正社員との間で労働条件に差をつけることを禁止したそうです。