今日は、慶応大学法学部での授業の第1回目でした。出席者は約110人でした。居眠りする学生もほとんどいなくて(途中で少し眠そうな人もいましたね。笑い)、皆さん、熱心に聞いてくれました。まずは、順調な滑り出しです。
最初の授業なので、学生の反応を探りながらの講義です。食いついてくるか、反応がよいか。気を遣います。もっとも、学生の方もそうでしょう。「この講師はどんな人かな」「どのようなことをしゃべるのだろう」と、見ているのでしょうね。
私からすると、彼らは息子の世代であり、学生からすると、私は父親の世代なのです。なかなか、距離感がつかめません。2年前にも出講していたのですが、どのようにしゃべっていたか、思い出せなくて。しかも、今日は階段教室(大教室)で、これまたやりにくいです。次回からは、もう少しリラックスして聞いてもらえるようにしましょう。
今日も学生に、「新聞を読んでいるか」と聞きました。2年前に比べ、さらに減っています。ぽつぽつとしか、手が上がりません。うーん、困ったものです。テレビやインターネットのニュースとの違いを説明し、「新聞を読んでいないようでは、就職活動もうまくいかないよ」と注意しておきました。読み返してみたら、3年前の授業でも、同じことをしゃべっていますね(2007年4月14日)。
かつて講師控え室があった建物が工事中で、控え室が変わっていたり。いろいろ戸惑いながらの、第1日でした。