8月23日の日経新聞連載「迫真、取引所大競争。スリッパ禁止令」から。
・・「官僚よりも官僚的だ」。東証の職員はこれまで、霞が関の役人からも、こう冷やかされてきた。国内では断トツの市場である東証は、黙っていても企業や投資家が集まる殿様商売の時代が長かった。市場の運営という公的な役割を担うこともあり、お役所体質が染みついた。その象徴が、職場でスリッパを履いて働く人の多さだった。自ら外には出ない、待ちの姿勢だ・・
う~ん。スリッパが官僚の象徴ですか。世間では、そう思われているのですね。これについては、『明るい係長講座』でも、挿絵入りで批判しました。
また、待ちの姿勢については、新入生の時に、先輩から「お客さんが来ているうちは、商売ではない。客が来なくなってからどうするか。それが商売や」と言われたことを、思い出しました。その頃は、民間の商店のことを思い浮かべましたが、役所にも拡大できますね。