ようやく年賀状を投函しました。郵政公社の皆さん、よろしくお願いします。今からじゃ、元旦は無理でしょうか。今年も、早くから着手はしたのですが。いろいろと仕事が入って休みが潰れ、記者さんや異業種の方からのお誘いを断れず夜が潰れて、今日になってしまいました。800枚に宛名書きし、1行添え書きをすると、結構な仕事になります。ワープロにすれば早いのでしょうが、若いときにお世話になった人や、引退されてお顔を合わせない人は、私の下手な字を待っていて下さるので、そういうわけにもいかず。
かつては、千枚以上書いていたのですが、最近はこの枚数で勘弁してもらっています。多くの人に不義理をしています。すみません、お返事を書かずに。私の先輩には、1600枚を自筆でお書きになるスーパーマンがおられます。しかも達筆で、とても私の及ぶところではありません。
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日記
最近の楽しみと悲しみ
拙著「新地方自治入門」が出てから、本屋に行くのが楽しみです。平積みしてあるのを見ると、うれしいですねえ。もっとも、大きな本屋だけですが。日をおいて、行って見ます。そして、売れていると、またうれしいです。しかし次には、「なぜもっと置いてくれないのか」と悲しくなります。再びたくさん置いてあると、「ひょっとして、1冊も売れてないのじゃないか」と心配になります。
本屋に行かなくても、紀伊国屋などは、HPで在庫状況がわかります。「著作等」のページにリンクを張ってあって、クリック一つで見ることができます。これも同じです。在庫があると「置いてくれている」と喜び、しばらくすると「売れていない」と悲しくなります。一方、在庫がないと「あ、売れた」と喜び、しばらくすると「もっと置いてくれればいいのに」と悲しくなります。こうして、凡人の喜びと悲しみの種は、尽きないのです。
異動
1月6日付の人事異動が発表になりました。小生は、大臣官房総務課長に異動します。交付税・地方財政の担当から離れることになります。「生涯、一交付税課長」と叫んでいたのですが(笑い)、そうもいかず、3年間の務めでした。この間の交付税改革については、月刊「地方財政」1月号に整理する予定です。今後も、交付税の勉強は続けたいと考えています。ご質問にも、なるべくお答えしたいと思っています。もっとも、「本業」に差し支えない範囲になりますが。
変な報道
12月22日に、国の予算の大臣折衝が行われました。それに関する次の記事を読んで、変だと思いませんか。「財務大臣は、警察庁については、地方警察官を3150人増員し、3.5億円を認めた」
ふーん、これだと1人あたり10万円あまりですよね。それなら3千人といわず、30万人ぐらい増員すればいいのに。僕のポケットマネーで、2人ぐらい雇おうかなあ。年間10万円なら。続きはマスコミ論のページ。
三位一体改革評価:誰が勝ったか負けたか
今回の三位一体の経緯と成果について、「誰々が勝った、誰々が負けた」といった新聞の解説記事があります。そのような記事に、惑わされてはいけません。そのような記事が出るのは、勝った方がそれをカモフラージュするために、「私の方が負けたんです」と流す「陽動作戦」です。→三位一体改革その3に続く