料亭もレストラン

7月28日の朝日新聞に「老舗料亭なだ万、アサヒが売却へ 外食事業から撤退」という記事が載っていました。そこに、次のような文章があります。
・・・なだ万は1830年の創業。レストランを国内で25店舗、海外で4店舗運営するほか、総菜や弁当などを扱う店も経営している・・・

え~、料亭が出している店を「レストラン」と呼ぶのか。料亭らしく、料理店とか料亭とかほかの表現はないのかなあ。
でも、なだ万のホームページを見たら、自らレストランと名乗っていました。店主や女将が店先で「ようこそ、うちのレストランへ」と言わはると、違和感ありますわ。

ウィキペディアによると、「飲食店の一種であるが、統計上などでは専門料理店(料亭、ラーメン店、焼肉店など)はレストランに含まれず別の区分になっている」とあります。出典を当たると、日本標準産業分類です。

と書いていたら、なだ万の新聞広告を見つけました。そこには、レストランという言葉とともに「トップシェフ」という言葉が出てきます。料理長という言葉も使われていますが。