今日7月4日は、仙台で開かれた「全国経済同友会東日本大震災追悼シンポジウム」で基調講演をしました。全国各地の経済同友会の方が参加されました。
経済同友会は、このホームページでも紹介しているように、発災直後から10年にわたり、被災地の復興を支援してくださっています。会員から集めた多額の寄付金を、被災した実業高校の実習備品購入などに支援してくださいました。金銭支援だけでなく、人材育成にも協力してくださいました。「IPPO IPPO NIPPON プロジェクト」
また、毎年被災地を訪れ、政府に向かって提言を出してくださいました。私も何度も同行し、現地で説明をしました。経済界のオピニオンリーダーが、復興に関心を持ち、理解してくださることは、ありがたいことです。よい意味での「世論工作」でしょうか。
今日は、そのお礼と、今後の期待をお話ししました。お世話になった方々とも、久しぶりにお会いでき、お礼を言うことができました。また、それ以外の話も聞くことができました。シンポジウムはオンラインでもできますが、それ以外の話は対面でないとやりにくいですね。
そのほかの討論でも、いろいろと勉強になる話がありました。被災した企業の直後の対応、そこでの気づきなど。いくら事前に備えても、想定外が起きます。その際に、社長が取るべき行動、現場が取るべき行動、そして現場が社長の指示を待たずに行動する社風など。今日勉強したことは、いずれ報告しましょう。