第二の人生、仕事も学びも前向き

11月6日の朝日新聞に「第二の人生、仕事も学びも前向き」が載っていました。

・・・人生100年時代、その後半生となる「第二の人生」をどう生きていくか。朝日新聞Reライフプロジェクトが運営するコミュニティー「読者会議」(約1万3千人)のみなさんに聞くと、「仕事にも学びにも、積極的に、前向きに」という答えが返ってきました。今年実施した三つのアンケートから、「引退」という従来のイメージとは異なる、元気で活発なアクティブシニアの姿が見えてきます・・・
・・・ 実際に何歳まで働くことが理想なのかを聞くと「働き続けられればいつまでも働きたい」(29%)が最も多く、「70歳まで」(23%)と続いた。一般的な定年年齢は60歳か65歳。65歳を超えて働き続けたい人が6割超となった。
ただし第二の人生での働き方の基準は、定年前とは異なっている。回答者(複数回答)の4割を超す人が選んだのは、「達成感が得られること」と「世の中に貢献できること」。次いで「健康増進にもプラスの効果があること」「働く場所と時間が自由に選べること」「自分が成長できること」を選んだ人も3割に達した・・・

・・・自分で使える時間のゆとりを得た分、「学び直し」、いわゆるリカレント教育に対する受講意欲もきわめて高く、学び直しをテーマにした調査では、「学び直したい」と「今まさに学び直しをしている」の合計は95%に達した。
その目的(複数回答)は、「教養を高めたい」(57%)と「趣味を深めたい」(54%)がそれぞれ半数を超える一方、「現在の仕事に役立つ」(13%)や「定年後の再就職に役立つ」(9%)といった実益目的は、比較的少なかった・・・

・・・一方で、働き続けたい人のなかには生活の糧が理由の人も少なくない。仕事選びの基準を聞いた質問では、「収入を得るため」という回答が3割を超え、3番目だった。
背景にあるのは、寿命が延びればその分、将来のおカネの不安も大きくなるという思い・・・