平成24年度に建設した復興公営住宅のうち、東北4県で161戸が完成し、3月30日と4月1日に入居可能になります。今日、写真付きでそれをお知らせしました。仮設住宅で不便な思いをされている被災者にとっては、住宅への入居が一番待たれることです。各地で工事が進んでいるので、次々と住宅が完成します。
写真を見ていただくとわかるように、公営住宅といっても、よくあるコンクリートのアパート形式ばかりではありません。木造の戸建てや長屋形式など、地域にふさわしい建築になっています。
数字や表で見せることも重要ですが、写真の方がわかりやすいですね。
また、公営住宅を含め、インフラの復旧状況が、一目でわかるように、ホームページを作り替えました。復興庁のホームページのトップページ上に、「ここで見える復旧・復興状況」というバナーがあります。ここをクリックしてもらうと、「復旧・復興の進捗状況ポータルページ」が出ます。そこから、各地域の住宅やインフラの復旧工程がわかるようになっています。また、「最近の着工式・完工式一覧 」をクリックすると、どんどん工事が進んでいる様子がわかります。
緑色の○の中に「復」の字が入っている印が、共通の目印です。
もちろん、ここまで来るには、住民の合意、計画づくり、用地の買収など、「下ごしらえ」の準備が必要だったのです。これまで、とかく「遅い」と批判を受けていましたが、それなりの準備に時間がかかったのです。3年目に入って、工事が目に見えたということです。