今週は、5日日曜日から、被災地視察のご案内です。今回は、常磐線を使いました。常磐線は、この3月に全線が復旧し、上野から仙台までがつながりました。
上野駅から仙台行きの特急で、3時間10分で双葉駅に着きます。途中、水戸まで1時間20分、いわきまで2時間20分です。
茨城県やいわき市は、大震災直後は地震と津波の傷跡が、車窓から見えました。沿岸部の家屋は流され、内陸部の家屋には屋根の修理を待つ間、青いシートが掛けられていました。いまは、災害を感じさせるものはありません。9年経つのですからね。
新幹線に比べ在来線の特急なので、少々揺れます。ところが、福島県内に入ると、揺れが小さくなります。JR東日本が線路を復旧する際に、除染も行い、路盤を作り替えてくれました。
特急ですが、双葉郡内は、各町村に止まります。それぞれの駅は、新しく作り替えられ、また駅前も再開発中です。
まだお客さんは少ないのですが、この地域が復興すると、増えるでしょう。また、復興のためにも、常磐線は重要なインフラです。